戦評。その248。セレッソ大阪vsガンバ大阪

***イレギュラーブログ・がてら***

前々の「大阪ダービー」をコメンタリー。結果知ってる方はレビューがてら読んで下さい。


***前説(SE)***

サッカーを知らない人には易しく。詳しい人には難しく。

それらの相反する狭間を泳いで頂ける様に日々是成長也。


戦評。その248。セレッソ大阪vsガンバ大阪


気になるテーマが一つ。

「濃密な時間」 0530 ♪the time is gone, the song is over,

10年程前にまだ二部の時代にセレッソの試合は良・・・ミヤタビッチです。こんこん!

今季のセレッソはJ2の経験も有りリーガ(西)でも指揮のスペイン人のロティーナ監督。

彼の指導の手腕は主に守備に対する物で攻撃は片腕のイヴァン攻撃コーチが責任を持つ。

だから開幕後は2ST(2シャドー)や3TOPなど相手によってシステムを変えるって言い分で。

ただ自分達の攻撃の形が無いままに試行錯誤が続いた。で何試合かしてる内に4-4-2に。

特徴は両SHが中に入りSBが適時に攻撃参加してクロスやエリア内大外でミドルシュート。

まぁ基本は守備なんですが。ポゼッションも有るけど。ただ少ない濃密な攻めが魅力的で。

攻撃に多く関わるという事は精度がSBを中心に求められる訳で。丸橋・松田の頑張りが。

2TOP。メンデスは馬力の有る良いCF。コンビを組む奥埜は元々DH。新境地を開きつつ。

その辺りを楽しみに試合を見てみたいと思ふ。


$$$スタメンプレビュー$$$

セレッソはいつもの11人。アンダー代表のCB瀬古がベンチ。デサパドは招集外。

ガンバは海外出戻りのCF宇佐美+DH井手口と新加入前アスレティックのRSHスサエタ。

<セ>4-4-2 <ガ>4-4-2


%%%リーグテーブル%%%

セレッソは勝点43の6位。ガンバは勝点31の12位。大阪ダービー。


I am pretty ready 4 getting ready.


***ポジション見取り図***(表記理解の参考にして頂ければ) U ready too?


試合開始。

0000 この大阪ダービーは2012年以来セレッソに勝利が無い。TV。

0000 即席+即興の攻めのガンバ。強固な守備組織のセレッソ。ロースコア?

0000 ピッチコンディション。気温が30度。サブも含めたスタミナ勝負になるのか。

0125 前節もそうだったのですが。ガンバはショートカウンターの意図が垣間見える。メインでは無く。
 
0316 前からって訳で無くて中盤の奪い合いが強度を持って試合を支配するのか。

0500 解説の岩政さん曰く。「ガンバはショートパスが多いですね。」相手ブロックを崩せるか。

0637 セレッソはDHソウザの中盤の守備が空きがち。SBの攻め上がりのスペースも消せず。

故障も有ったけど。何故にロティーナがソウザを使わなかったか?守備面で弱点に成り得る。

前半7分。セレッソ。CBヨニッチが後方の組み立てから→前線CF奥埜の落とし

→右サイドRSH水沼→CFメンデスがボールキープ→中寄りLSH柿谷がフリーで

ボールを持つ→攻撃参加のLSB丸橋→(ゴール前で敵DF4人のやや後ろでCFメンデス)

→BULL’S EYE!!!→ジャンプ一閃・ヘディングシュート⇒GOAL! 先制! セ1-0ガ

0656 ガンバの守りはペナにMFも含めて8人居た。それらを崩しの形で眉目秀麗。定石。

前半10分。セレッソ。右CK キッカーはDHソウザがキック→CBヨニッチが後ろから

走り込んで来た+ヘディングシュート強烈⇒GOAL! 追加点! セ2-0ガ

1403 セレッソ。自陣。RSB松田が中寄り&RSH水沼が開く。ペップ監督の戦術みたく。

(書き足し・・・ペップ監督?バルセロナ・バイエルン・現マンCのグアルディオラ監督。)

1414 TV。セレッソのイヴァンコーチが水沼に「開け!」との指示。納得。バライアティ。

1951 攻めざるを得ないガンバ。相手ライン間に選手が居る。ただ第三者の動きが必要。

(ライン間・・・敵DFの守備ブロックDF4人MF4人の間で好機を伺う場所。)

2427 ガンバはサイドから分厚く攻めたいのは判るけどセレッソに対応されるの巻。

2612 TV。ボール支配率。セ37%ガ63%。この数字も予想の範囲内。セレッソの持たす守備。

2936 ガンバの攻め。故障明けLSB藤春を使いたい。けど右サイド(セレッソの左サイド)

の方がLSH柿谷DHソウザと守備が不得手なので。ただガンバのRSB高尾が目立って無い。

3242 ガンバの左サイドLSH倉田が機能してないなら前節アシストのアデミウソンは?

3954 ガンバ。正直2TOPの一角のCF宇佐美が消えてる時間が長い。降りて来るのは?

4230 セレッソは後ろ足比重(守備意識高め)なのでカウンター時に攻めの人数が少ない。


前半終了。2-0。セレッソが2点リード。

ボール支配率。セ36%ガ64%。シュート本数。TVの情報が少なかった。ロシエント。

セレッソはらしい・理にかなった攻撃+セットプレーでの得点。盤石の守備も秀逸。

ガンバはディフェンス陣に集中が足りずに対応出来なかった。攻め手も後手後手。


後半開始。

4947 TV。薄曇りで風も出てきて幾分涼しいピッチコンディション。らしい。

5428 ガンバの2FW(CF)の動きの無さっぷりに喝!コンボが無くても何とかしようや。

後半10分。セレッソ。自陣@中盤の下がり目で敵のパスミス回収から→CFメンデス

(何故FWの彼がここにいるのか。セレッソの守備意識の高さが伺える。)

→逆サイド(左)にパス→LSB丸橋が敵RSB高尾の空いたスペースに蹴り込む

→敵DFとエリア内で小競り合いするメンデス(運動量!)→こぼれを近くに居た

LSH柿谷が左足(逆足)でクロス→後ろから全力で走り込んで来たファーポストの

RSH水沼が技巧派ボレーシュート⇒GOAL! 駄目押し点! セ3-0ガ 

5519 セレッソの機を見る攻撃は素晴らしくて。理想に近いコレクティブな選手達。

後半13分。ガンバ。CF渡辺OUT パトリックIN 高さと宇佐美とのコンボ。

後半13分。ガンバ。LSH倉田OUT アデミウソンIN 予想通り。

6506 岩政さん(元DF)。ガンバの守備陣の声の連携・確認が無いから同じ失点を。

6600 ガンバのCF宇佐美。ライン間では無く敵MFラインの外側に降りて来た。too late。

後半25分。セレッソ。LSH柿谷OUT 田中IN 前節はゴールを決めてる。

後半31分。ガンバ。LSB藤春OUT コンチャIN

7904 ガンバは何度か少ないけども裏のスペースを狙う意図が散見。

後半39分。セレッソ。CF奥埜OUT 高木IN 故障明け。TV。

8627 セレッソのDHソウザの守備がウィークだと述べたのですが。今日は粘り強い。

アディショナルタイム4分・・・

後半ロスタイム。ガンバ。LSHアデミウソンが右に流れてドリブル・角度の無い所を

右足シュート⇒GKジンヒョンの右手に当たってゴールイン オウンゴール? セ3-1ガ

後半ロスタイム。セレッソ。CB木本OUT 片山IN


QQQ二時間だけのバカンスAAA

答はこの曲だぁ。ループ&ワープ!!!


試合終了。3-1。セレッソの快勝。

セレッソは自分達の攻め方・守り方で相手に隙を与えない完璧な勝ち方だった。

ガンバはサイドからの攻めの意図が不発。期待の個人技も鳴りを潜めた。完敗。


長々と文章を読んで頂き有難うございました。蹴球と言う情熱を少しでも感じて貰えればと。


THX=TV。少なからず貴重な情報は貴方達によるものでそれに甘えてるのが自分。ご容赦。


***編集後記***。

4連勝中のセレッソが勢いもそのままに相手を攻守に圧倒した。beauty at work。


0530 ♪something in your eyes


↓↓↓U22ブラジル日本戦評があるよ。(ネタバレ)


2ボランチのミドルシュート炸裂拳。競争激化?

2ST三好・飯野の好連携。飯野は中々面白い。

2失点はPKで相手の決定力不足に助けられた。


on and on 20191021

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