戦評。その82。ポルトガルvsウェールズ

欧州選手権準決勝①ポルトガルvsウェールズ


両チームの両エースが同じチームのチームメート。クリスティアーノ・ロナルドとベイル。

その2人が所属するスペインの”El Blanco(エル・ブランコ)”こと白い巨人でお馴染みの

レアルマドリードについて書いてみたい。1902年に英国の卒業生などによりクラブが設立。

1943年にサンティアゴ・ベルナベウが会長に就任。1955年に彼の名のスタジアムになる。

昔からマドリーは他国のスター選手に糸目を付けない移籍金で獲得する歴史があり今もなお。

“銀河系軍団”と揶揄されたジダン・フィーゴの居た時代。会長はフロレンティーノペレス。

ロナウドとベイルを獲得する際も破格の天文的な数字のオファーをして移籍にこじつける。

選手の国籍など幾分違いは有っても基本的にはあんまり昔と変わってないチームのカラー。

その辺りを楽しみに試合を観てみたいと思う。


ポルトガルはCBペペ・ウェールズはCHラムジーが痛い欠場。

お互い慎重な試合の入り。無リスク。無リターン。

ポルトガルはサイドからと言うよりは中央からの崩しの傾向が。

~~~ここでひとつ小噺でも~~~

“まんじゅうこわい”

三吉「人間誰でも怖いものってぇものがあるんだ。それは何故かってえと、、、」

(ピッチ上で誰かが落語やってても可笑しく無い試合展開。んー。。。)

前半44分。ポルトガル。左サイドLSBゲレイロから→LSHシルヴァが切り返し・右足でクロス

→ゴール前CFロナウドが体を反らせた状態でヘディングシュート⇒上へ枠外


前半終了。0-0。nada。

ボール支配率ポ48%ウ52%。シュート本数ポ5本(枠内1本)ウ3本(枠内1本)

正直両チーム共に筆舌に値しない無意味な試合内容の前半だった。お粗末。


後半開始。

後半5分。ポルトガル。左CKから キック→ショートコーナー(誰かは失念)→センタリング

→CFロナウドが相手DFより頭一つ抜け出しヘディングシュート⇒GOAL! 先制!

山が動いた。この得点で積極性がでるか。

後半8分。ポルトガル。LSBゲレイロの攻撃参加から・クロス→相手DFがヘディングクリア

→バイタルに居たCFロナウドのグラウンダーシュート⇒ゴール前真ん中に居たCFナニが

コースを変えるシュート(なんとか当てた)⇒GOAL! 加点!

後半13分。ウェールズ。DHレドリーOUT ヴォークスIN ヴォークス・カヌの2TOP 

ベイルがCFから一枚降りてキングがボランチに

後半18分。ウェールズ。CFカヌOUT チャーチIN

後半21分。ウェールズ。CBコリンズOUT ウィリアムズIN 4バックに 攻撃重視か?

ウェールズは相手のDF2ライン(4DF-3MF)が破れない。組立役ラムジーの不在が響いてる。

後半29分。ポルトガル。RSHサンチェスOUT ゴメスIN

バイエルンに入団が決まってるレナト・サンチェスは若干18歳。楽しみな。。。

って書いてたらホントは24歳!!!ナント!!!年齢詐称って。噂の域は出てないけど。

(後から書き足しました。調べてたらそんな噂(?)が流布してたもんで)

後半33分。ポルトガル。右CKの流れから→相手DFがクリア→そのつないだボールを奪取した

DHダニーロがエリア内へドリブル・右足シュート⇒GKヘネシーが弾いてボールは後ろ

ゴールライン手前で抑えた

後半34分。ポルトガル。LSHシルヴァOUT モウチーニョIN 中盤の守備強化か

後半35分。ウェールズ。右サイドCH(?)ベイルの攻撃から→左足ロングシュート⇒

GKパトリシオが倒れながら弾いた 有り得ない弾道のシュート。流石に。

後半41分。ポルトガル。CFナニOUT クアレスマIN ジョーカー登場


試合終了。2-0。ポルトガル勝利。2004EURO以来の決勝進出。

ポルトガルはこれまでの勝ち方も含めて「結果のみ」で生き残ったチーム。どうやろ。

ウェールズは少ない「個」だけじゃ無くて「組織」でも上手く戦えなかった。下戸。


on and on 20160711

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