戦評。その79。ベルギーvsイタリア

EURO(欧州選手権)グループE戦評。ベルギーvsイタリア(ベルギーvsアイルランドも)


優勝候補を占うなら。本命はスペインとドイツ。対抗でベルギーとフランス。大穴は???

予想屋じゃないので程々に。今日の記事の試合はグループリーグ屈指の好カード。期待大。

平たく言えば2列目タレントが豊富な攻撃のベルギーとDFユニットが良い守備のイタリア。

欧州でも随一の攻撃陣LSHアザールとRSHデブライネ。CFルカクも若いながら優れたタレント。

欧州でも随一の守備陣CBキエリーニボヌチバルザリGKブホン。なんか暗号みたいになってる。

関係無いけど国としてのベルギーについて書いてみたい。首都ブリュッセルはEUの本部。

人口1100万人。公用語はフラマン語(オランダ語らしい・んー)フランス語ドイツ語。

1986年、イギリスとの間に初の国際光海底ケーブルが敷設された。てかwikiそのまま!

その辺りを楽しみに試合を観てみたいと思う。


ベルギーはCBコンパニ・イタリアはDHマルキージオの怪我による欠場が痛い。

ベルギーのOHフェライニは194cmで大型のMF。エヴァートン時代に活躍したシーズンを除いて

過大評価され過ぎなんかなぁと。彼をエリア内に置いて放り込みサッカーと言うのは安易で

個人的に好きでは無いので見たくはない戦術。

あと前4人(4-2-3-1)の攻撃陣がどのようなイメージを共有できるか。それに尽きる。
               
前置きが長いぞ。なんかゴールハイライトが少ない予感も。

前半10分。ベルギー。カウンター気味にDHヴィッツエルの持ち上がりから

→ゴール前LSHアザールへロブパス→珍しくヘディングで競り勝って近くに居たCFルカクへ

→ヘディングでの落とし→OHフェライニがスタンディングヘッド→アタッキングサードの

DHナインゴランが低い弾道でロングシュート⇒GKブッフォン弾く 頭・頭・頭

イタリアはベタ引きの守備では無く前からの積極的なプレイが目立つ。

ベルギーは2列目の「個」を生かしたいけどイタリアに人数を多く割かれ守られ手こずる。

カウンターなどで相手のDFの人数が少ない時に決定的な仕事が出来るかだと思ふ。

前半32分。イタリア。DFラインのボール回しから→CBボヌッチがボールを持つ

→中盤CHのジャッケリーニが敵CB裏へ走り込む→フィード→彼が左足でボールコントロール

しながらゴール前GKと1対1・落ち着いて右足でシュート⇒GOAL! 先制イタリア!

前半35分。イタリア。右サイドCHバローロのスローインから→スロー→エリア内に居た

長身CFペッレのポストプレイ→RSHカンドレーヴァ左足ミドルシュート⇒GKクルトワ弾いたCK

前半43分。ベルギー。RSBシマンの攻撃参加から→クロス→OHフェライニのヘッドの落とし

→CFルカクが無理な体勢から反転ボレーシュート⇒GKブッフォンが押さえる


前半終了。1-0。イタリアがリード。

ボール支配率ベ54%イ46%。シュート本数ベ7本(枠内1本)イ5本(枠内2本)。

ベルギーはポジションチェンジも少なく相手に内・外を簡単に守られた。

イタリアは運動量と積極性。サイドの運動量。意外な積極性で敵の攻守を看破した。


後半開始。

後半8分。ベルギー。低い位置からのカウンターから→右サイドをドリブルするLSHアザール

→RSHデブライネ→真ん中フリーのCFルカクが小ドリブル→GKブッフォンが前に出る

→左足ループ気味でシュート⇒浮かした うーん

イタリアの守り方が1-0の美学を貫いてる訳では無いのでこういったカウンターからの

チャンスはこれからもあるかも知れない。

ベルギーはみんなポジションにとどまってパスを要求する事が多くてミランの本田やないけど

「お前が動けよ!」と言う感じ。

後半13分。イタリア。LSHダルミアンOUT デシーリオIN

後半17分。ベルギー。DHナインゴランOUT メルテンスIN

4-1-4-1。左メルテンス中アザール・フェライニ右デブライネ。

後半28分。ベルギー。CFルカクOUT オリギIN

後半30分。ベルギー。RSBシマンOUT カラスコIN 3バック(?) That’s right.

後半30分。イタリア。STエデルOUT インモービレIN

後半33分。イタリア。DHデロッシOUT モッタIN ベテラン同士の交代

後半39分。イタリア。味方クリアボールに対する敵DFの不味いパス不味い対応から

→2人カウンター→やや左寄りCFインモービレがドリドリ→バイタル付近で右足シュート

⇒GKクルトワ弾いた 右手一本!

後半ロスタイム。イタリア。ベルギーが全体的に前めでDHモッタのSTインモービレへの

パスから→2対2・フリーでドリブル→右に居たRSHカンドレーヴァにパス→エリア内で

GKクルトワと1対1→ファーに短く鋭いクロス→CFペッレが豪快右足ボレーシュート⇒GOAL!

駄目押し点。due zeroの美学?カウンターで加点とは言えイタリアらしくないなぁ。


試合終了。2-0。イタリア勝利。今大会のサプライズチームになるのか。深々。

ベルギーは連動性&関係性&可能性が一切無かった。お粗末な試合内容&結果に終始した。

イタリアは組織的な守備に絶対的な自信が有るから積極性を持って攻めれたのかも。


攻守のバランスが絶妙やった。 ♪♪♪しばらくお待ちください(余白)♪♪♪


*ハーフタイムで述べたポジションチェンジの件について。

WOWOWの解説の奥寺が言ってました。普段は解説が言わない所を文にする事が多いのですが。

余りに目に余ったのでそのまま書かせて頂きました。ご容赦ください。(=ギミチョコ)


ベルギーvsアイルランド臨時戦評。
    
    
    
*ネタばれ注意して下さい*
    
    
    
正直カウンターやったらセッティングと順序さえ間違わんかったら誰でも出来る。

ヒトリデデキター!コインブラ?まぁ3人くらいやけど。オートマティック。んー。

相手の守りをどう崩すのか?自分達のイメージした攻撃をどう実践するのか?

それが出来ないと運動量が少なくなるであろう決勝トーナメントに向けて黄信号。


on and on 20160620

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