戦評。その436。ELセビージャvsローマ

ミニ「記事」と楊枝屋(pick)はじめました。興味のある方はぜし。

(読者の方々の自由は尊重したいんで随意任意。be_my_guest。)


***前説(SE)***

サッカーを知らない人には易しく。詳しい人には難しく。

それらの相反する狭間を泳いで頂ける様に日々是成長也。



戦評。その436。EL決勝セビージャvsローマ


気になるテーマが一つ。

「不細工な試合」 0033 ♪why_the_people_are_everywhere

英語でクールの意味は 恰好良さげ で結構頻繁に使う。間違った選手起用や間違った戦術とか采配。

気概は一流で文章は三流のミヤタビッチです。こんこん。一流の監督は試合の懐を読む戦術眼を備え。

NFL(アメフト)みたいに試合前に用意されたプランだけで戦う場合もあると思うけど柔軟な対応。

ハーフタイムの指示や選手交代で戦いの意志を変えたり。FMってPCゲームもトークで選手に導入。

セビージャはなかなか見ない監督が替わっても戦い方が同じで伝統のSBの攻撃参加ありきの攻め様。

ローマは守備に多くを割きセットプレーなど手数の少ない攻撃。両チームのスタイルや流儀がファブ。

その辺りを楽しみに試合を見てみたいと思ふ。


$$$リーグテーブル$$$

ヨーロッパリーグ決勝。まさに do_or_die_situation。


%%%スタメンプレビュー%%%

セビーはRSBナバスとLSBテレス。RSHオカンポスが曲者。結構中寄りでフィニッシャーの動き。

ローマはSTディバラがCFエイブラハムのポストプレーのこぼれ球。DHクリスタンテ。

<セ>4-2-3-1 <ロ>3-4-2-1


I am pretty ready 4 getting ready.


***ポジション見取り図***(表記理解の参考にして頂ければ) U ready too?


試合開始。


0000 セビーのメンディリバル監督はエイバル時代は乾の恩師。戦力が豪華で持て余してるか。

0000 ローマのモウリーニョ監督は「チョーズンワン」で選ばれし男。過去にCL優勝経験有り。

0014 重複気味。準決勝でローマは前線への放り込みでその球拾いを2STが基本的な攻め方。

0015 セビーはLSBアクーニャが出場停止。中島翔也のチームメイトだったLSBテレスの出来如何。

0237 ユーヴェで活躍したローマのSTディバラは怪我で4試合ぶり。テクニックと決定力が有る。

0354 ローマの守備の長所はサイドに中央に危機察知能力が高くて組織が作られると無双。

0512 仮に攻めで前がかりになったとてローマの守備は対人能力が高くて攻めの基点が潰される。

0620 ローマの3(5)バックは幅を均等に守る。だからギャップが小さい。引かれると無欠。

0826 ラーマの。戻りますが。ローマの戦い方が守備一辺倒じゃ無くて攻守にバランスを取る。

0839 一方セビーは前半は0-0でもOKで相手の様子を伺いながらの試合の入りかなと。

0927 セビーのOHオリベルが味方攻撃陣に「斜めに走れ」の指示を細かく出す。適解答?


前半11分。ローマ。LWBスピナッツォーラの大きな逆サイドの展開から→右サイドSTディバラ

→キープ後に上がって来たRWBチェリクにパス→エリア内のやや左にどフリーのスピナッツオーラが

右足シュート⇒敵GK眼前の正面で弾く! 決定機!


1155 セビーは予想に反して相手の奇襲に慌てず騒がず無失点でやり過ごす事で好機を伺えば。

1509 概してローマはサイドからの攻めが多くてセビーの長所を消す戦術がプラン通りなのかも。

1510 指摘違いでリードすると前線にロングパス一択だけど0-0なら割と攻めるローマ。

1854 特にローマは右サイドからの攻めが多い意図として加入間も無い補欠のLSBテレス狙い。

1948 とか言ってたらロのロングボールCFエイブラハムに当ててSTペッレグリーニが回収。使い分けが妙米。

2313 漫才でネタフリって有るでしょ?セビーの前半は寝たふりで後半からDHの積極性もかも?

2745 現地解説。ロのLWBスピナッツオーラが「unselfish」チームの為に守備を厭わないと。


前半34分。ローマ。敵ロングフィードをCBイバーニェズがクリアから→センターサークル付近で

DHマティッチも絡んでこぼれ球の奪い合い→上がり目CBマンチーニがマイボールに

(敵CBとRSBの間に大きなスペースでSTディバラが裏抜け)→スルーパス→エリア内にドリブル

左足シュートがファーに⇒GOAL! 先制点! 守備の狭間を突いた賢い攻め。the beauty!

(***QQQ***new_kid_in_town***AAA***)

答はこの曲だぁ。ループ&ワープ!!!



3511 意外や中央からの崩し。相手の守備の綻びを逃さなかったのが秀逸の出来。

3639 ハンガリーでの中立地開催だけどローマのファンが圧倒的に多い。セビーのCK時にペットボトル。

4012 セビージャも悪くないチームだけどローマの選手の一体感が感じられてすごく興味深い。


+++アイスブレーカー+++


アディショナルタイム・・・6分


4850 ローマはサイドの守備に2人と中はCB。均等と指摘したけどニアゾーンが空いてるのが狙い目か。

4939 とは指摘した物のセビーの右サイドの攻めに満遍なく位置する敵守備の3(5)バック。

5011 だからセビーのSBは深い位置でのクロスがほとんど無くてアーリークロスは敵CBも守りやすい。


前半ロスタイム。セビージャ。右サイドの攻めから→(敵3人味方2人)→右に流れてたOHトーレスが

中へ折り返し→@バイタルでフリーの上がり目DHラキティッチが左足ダイレクトシュート強烈!

⇒左ポスト直撃! 決定機!


5020 トップ下のOHオリベルのスペースメイクやDHラキティッチの攻め上がりも完璧だった。



前半終了。0-1。ローマの1点リード。

スタッツ。ボール支配率。セ58%ロ42%。シュート本数セ3(1)本ロ2(2)本。

(意外にセビージャのボール保持。ローマは手数を掛けない攻めの数字?シュート本数少ない(笑)。

セビージャは守備のチームに攻めさせた結果カウンターも撃てずに守備のフランクデブール。

ローマは自分達の実力をわきまえたリスク管理も伴った攻めが素晴らしくてさアウダイール。


後半開始。

セビージャの展望は2DHラキティッチやフェルナンドの攻め上がりとサイド攻撃の修正。

ローマの展望はオートマティック。@バイタルのミドルシュートさえ警戒すれば多勢無勢。


後半0分。セビージャ。OHオリベルOUT スソIN

後半0分。セビージャ。LSHヒルOUT ラメラIN サイド攻撃のテコ入れ。2TOP?


4500 セビーのCF(OH)ラメラはシュートが特徴の選手。あくまでサイドからのクロスに拘るなら。

4728 セビーはローマの第一守備者の対応が良くてカウンターが撃てない。球運びに工夫が必要。

4932 後半からはセビーの両SBの良いクロスが左右で目立つ。RSHオカンポスは的に成れる。

4944 常日頃からの筆者の指針で大事なのは「精度と頻度」で諦めずに続けるべし。結果が変わる。

5026 見てるとセビーはRSHに左利きのスソLSHに左利きのラメラで2CFエンネシリとオカンポス。

5114 ST表記のディバラがCFでエイブラハムと2TOP。WOWOWのフォーメーション図でもそう成ってた。

5142 DHラキティッチが左サイドまで運ぶ→LSHラメラ→インナーラップのLSBテレスのシュート枠外。監督が拍手。


後半10分。セビージャ。RSBナバスの攻め上がりに敵守備4人で対応済みから→一旦戻す

→RSHスソ→DHラキティッチ→(敵守備が中央に集まる)→ナバスに再びボールが

→敵LWBスピナッツオーラだけの対応→少し持ち出し右足の早いクロスがニアの

CFオカンポス→GOAL! 同点! セ1-1ロ リプレー。敵CBマンチーニの体に当たってオウンゴール。


5552 現地実況。「the_final_is_all_square」直訳すると真四角?levelって事でしょうね。

5649 得点後にスタンドの観客が。大人しかっただけで意外とセビジッタが多かった。成程。

6110 エアーパフゴメス。相変わらずローマのセットプレーは素晴らしい。紙一重の精度。

6111 ローマはCFのベロッティがベンチで出番は少ないけどエルシャーラウィも控える。

6425 現地実況もロの故障明けCFディバラがどこまで持つかとの指摘。得点してるからなぁ。んー。

6620 ローマの敵陣右からのFKで誰かがシュート敵GKボノ弾く!最終的に枠外のシュート!決定機!

6621 だから両チームらしさ全開なんですよ攻め色で言うと。セビーやや有利も開かれた試合。


後半23分。ローマ。CFディバラOUT ワイナルドゥムIN 殊勲者退役。


6706 以前に都並さんが指摘してた1TOPエイブラハムで衛星で動き回るSTペジェグリーニだと。

7219 ちなみに交代で入ったRSHスソは伊ACミラン時代に本田からレギュラーを奪った選手。左利き。


後半30分。ローマ。CFエイブラハムOUT ベロッティIN 高さのターゲットは無くなった。


後半30分。セビージャ。@右バイタル(ペナ角=ペナルティエリアの角)で細かい崩し

→RSHスソ・右に流れて来たLSHラメラ→エリア内でCFオカンポスが敵DFのチャージングに

軽くつまずきながらドリブルで前進→一度剥がされた敵CBイバーニェスが足にタックル

→ピー!PK!・・・VAR・・・PK取り消し! 足に深く掛かってナカータ。


7637 リプレーで何度も見るとオカンポスが相手の足の置いた処に当たりに行ってるからだと。

7640 てか、ここまで来て固いローマの守備陣相手にセの細かい崩し。エスパーニャ!ニャ!

7748 ローマは攻め手が一時的に無いだけで「シェーキー」なシチュエーションに変わり無い。

8640 正直にEL(ヨーロッパリーグ)を舐めてた。両チーム らしさ 全開の好ゲームに相応しい。


アディショナルタイム・・・8分


9151 サイド攻撃をしているJのチームやアマチュアの指導者はセビーの攻めを手本にした方が。

9346 ELの優勝チームはCLの本戦から参加可能。リーグ戦の順位では無理なので熱くなる理由。


後半ロスタイム。セビージャ。マドリーのクロースばりに左から右への大きな展開から

→DHラキティッチから右サイドに開くRSHスソ→@右バイタルでカットイン・左足シュート

⇒敵GKパトリシオが弾く! 決定機!


フルタイム。1-1。お疲れ様でしたーーー。オイオイオイまだ試合は終わって梨田。


延長前半開始。


9000 セのメンディリバル監督の指示は「ロングフィード」を増やせ。相手DFを下げさせろと。

9000 ロのモウリーニョ監督の指示は「カウンター」を巧く繋げ。得点機を徐々に段々増やせと。


延長戦半。ローマ。RWBチェリクOUT ザレフスキIN


9017 ローマはCFベロッティに成っても彼狙いのポストプレーでこぼれ球を二列目が回収。定番種。

9133 セビーもCFエンネシリ目掛けてロングボール。指示通りでリスク管理で中盤のパスミス防止。


延長前半5分。セビージャ。LSBテリスOUT レキクIN

延長前半5分。セビージャ。RSBナバスOUT モンティエルIN


9934 やはり。延長は運動量がガタッと落ちる選手が多くて中盤にスペースが空きやすい。


アディショナルタイム・・・2分


延長前半終了。1-1。イーブン。


延長後半開始。


10500 現地解説。ミス無く落ち着いてプレーする事が大事だと。


延長後半0分。ローマ。ST(?)ペッレグリーニOUT エルシャーラウィIN

延長後半0分。ローマ。LWBスピナッツオーラOUT リオスIN


11552 ローマの長身DHマティッチの足が攣る。運動量少な目と書いたけど釣る選手は初めて。

11812 セビーのサイドからの攻めに数で守るローマはこの時間でも健在。タフガイズ。


延長15分。ローマ。DHマティッチOUT ボーヴェIN


アディショナルタイム・・・6分


延長後半ロスタイム。セビーのCBクデリの足がつる。大変な試合だ。クールガイズ。


延長後半ロスタイム。セビージャ。CBクデリOUT マルコンIN

延長後半ロスタイム。セビージャ。DHフェルナンドOUT ジョルダンIN


フルタイム。1-1。決着つかずPK戦。

ピーキック!ピーキック!ピーキック!

PK戦は4-1でセビージャ!3季ぶり7回目の優勝!

セビージャは前半こそ色を消された物の2TOPにしてからの得点は時間の問題の結末。

ローマは前半に予想を裏切り攻めて得点をし守りきるゲームプランは砂上の楼閣の顛末。



長々と文章を読んで頂き有難うございました。蹴球と言う情熱を少しでも感じて貰えればと。



THX=TV。少なからず貴重な情報は貴方達によるものでそれに甘えてるのが自分。ご容赦。



***編集後記***

延長はさておき両チームのカラーやらしさが出た好ゲームで戦術のぶつかり合いが悦楽だった。



0033 ♪something in your eyes


***pricey policy***

読者の方々に愉しんでもらうのが最優先です。
正直に積み重ねた物が己一人の物では無くて。
気になさらない方はスルーでお願い致します。


on and on 20230619

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