戦評クラシックス5番勝負③(戦評。その269。ラツィオvsボローニャ)

***前説(SE)***

サッカーを知らない人には易しく。詳しい人には難しく。

それらの相反する狭間を泳いで頂ける様に日々是成長也。


戦評クラシックス5番勝負③(戦評。その269。ラツィオvsボローニャ)


気になるテーマが一つ。

「自然児のトレイニー」 0016 ♪hiphop hooray hey ho

ノウティーバイネイチャーってヒップホップのユ・・・ミヤタビッチです。こんこん!

今季(19-20シーズン)からセリエAに移籍のCB富安。チームではサイドバック(SB)起用。

ベルギー時代は攻撃参加が彼の色だった。その彼の持ち味を消す事無くスタメンで出場。

彼のストロングは落ち着いた守備対応・前からの守備・妙米な攻撃参加の3点攻めでして。

彼のウィークはサイドバックなのでスピードとパワーを持つ選手に抜かれるシーンが多く。

ただ選手時代にCBのミハイロビッチ監督は多少のミスは目をつぶり伸び伸びとプレーさせる。

まだ21歳と若いので成長のベクトルが何処へ向かうのかが楽しみでも有り興味深い点でして。

前節の前半は攻め上がりを自重し偽3バック。左(LSB)にも移ったり。結構楽しんでると思う。

その辺りを楽しみに試合を見てみたいと思ふ。


$$$スタメンプレビュー$$$

ラツィオは両CHミリンコビッチサビッチ(シュート・飛び出し・テクニック)

とアルベルト(パサー然)の攻めの関わり方。裏返すと守備の貢献がちょっと疑問符。

ボローニャはRSHオルソリーニの技術力+決定力。LSHバローのスピード。TOP下が鬼門。

CFパラシオはサイドに良く流れてゴール前にスペースを生む役割。38歳の大ベテラン。

<ラ>3-5-2 <ボ>4-2-3-1


%%%リーグテーブル%%%

ラツィオは首位ユベントスに勝点1差59の2位。ボローニャは勝点34の10位。


I am pretty ready 4 getting ready.


***ポジション見取り図***(表記理解の参考にして頂ければ) U ready too?


試合開始。

0000 ラツィオはCFインモービレが27得点でno.1。モビリティと少しの守備貢献が特徴。

0000 ボローニャは両SHのサイド攻撃が十中八九で。中央の崩しは少なめな感じ。

0000 ラツィオの2TOPの相棒のカイセドは小さな怪我でベンチから出場を伺う。

0000 ボローニャは失点数の多さが有る意味で課題。富安がCBになるのはいつの日か。

0000 ラツィオの3バックは幅を取って位置するので選手間の間+裏がパラシオの狙い目。

0000 前情報多めですまぬ事です。。。まぁ基本ラツィオの攻めボローニャの守りだと。

TV。ラツィオのCFインモービレが風邪気味。ミリンコビッチサビッチが足の軽い怪我。スタメン。

0141 ボールの主導権を握り攻めのラツィオ。DF間のサイドチェンジのパスが多めだった。

0249 解説の名波さん。ラツィオの両CFのサイドの流れが多いんだとかボロのパラシオみたく?

0715 ここまではラツィオのCHアルベルトが起点・プレースキッカーなどで目立つ印象。

0823 ボローニャはシンプルに前線へ縦一のパスが目立つ。DHのポーリなどは配れる選手。

1159 ラツィオにシュートチャンスが2度ほど。最終的な精度を欠く。CHアルベルト!

1512 ボローニャはボールを奪ってから降りて来るCFパラシオ。追い越す選手が居ないと。

1609 ラツィオ。前節と違い2CFの関係性が良さげ。生かし生かされ。機微の判る攻撃。

1714 ラツィオ。CBが幅を取ると指摘したのですが。今日はそうでも無い。WBに横パス。

前半18分。ラツィオ。自陣中央からのカウンター発動から→下がり目CFコレアがやや左に流れる

CFインモービレへスルーパス→少しカットイン後に@バイタルでフリーのCHアルベルト!

刹那・右足一閃⇒GOAL! 先制! ラ1-0ボ どうだと言わんばかりに自画自賛(筆者談)

(書き足し・・・まぁ理由・伏線が有ったんで。そんなに大した事では無いです。)


QQQjump aroundAAA

答はこの曲だぁ。ループ&ワープ!!!


前半20分。ボロ。左下がり目のCFパラシオが右サイドへのパスから→敵CBラドゥのカット

DHポーリが拾って右サイドのRSHオルソリーニに再び→詰まって中央で敵ライン間の外側で

ポーリがゴール前へ浮き球→戻ったCFパラシオのヘッドで落とし→黒子のOHソリアーノが

ダイレクトシュート⇒敵GKストラコシャが正面で弾く 決定機! 懸案のTOP下が生きた。

前半21分。ラツィオ。自陣深くCBパトリッチのフィードから→CHアルベルト(敵味方4対4)

がフリースペースをドリブルで持ち上がる・@バイタル手前でやや右のCFコレアにスルーパス

→右足ダイレクトシュート⇒ニアに決まる GOAL! 追加点! ラ2-0ボ

(スロー。敵CBダニーロに当たってシュートコースがやや変わった。GKには難しい。)

2030 まぁCHミリンコビッチサビッチが故障気味なんでCHアルベルトが多くボールに触る。

2557 ボロのLSHバロー。アタランタからこの冬移籍。出だしは良かったのですが。最近は。

2740 ボロのRSB富安。点差も有るのか積極的な攻撃参加。絡む時間もやや多め。んー。

2830 TV。ボロは21試合(26試合中)で完封試合が無い。脆い守備陣と言われても仕方ない。

3429 TV。ラツィオのCHアルベルトはアシスト数が11でno.1。頷ける数字・データ。

3710 ボロのRSB富安。ここまでは良い守備・良い判断・良い対応なんでは。

3809 名波氏。ラツィオのパス回しが良いんだとか。フリーランが素晴らしい。(筆者談)

4053 ボロのLSBデンスウィル。元々はCBらしい。監督が出身の東欧っぽく4CB?

4217 ボロ懸案のTOP下(OH)。ソリアーノがきちんとゴール前に入って来てる。継続性。

前半終了。2-0。ラツィオがリード。

スタッツ。ボール支配率。ラ49%ボ51%。シュート本数ラ9(4)本ボ5(2)本。

ラツィオは前2人の関係性+中盤CHアルベルトとの絡みなど攻守理想的な展開だった。

ボローニャは何度か得意な攻めの形は魅せた物の精度を欠き課題の守備も普段通りで。

後半開始。

4500 筆者が指摘のラツィオの両CHの守備。攻める処は攻め守る処は守る。んな感じ。

4642 ボロは敵の中盤の選手にプレッシャーがかからずDFラインの後ろも上手く使われる。

後半3分。ボローニャ。左CK キッカーはLSHバローがキックから→敵DFクリア不十分

→@バイタルでこぼれ球をCFパラシオ→エリア内やや右でレフティーのRSHオルソリーニが

左足でゴロシュート→GKストラコシャが弾く プチ決定機!

4843 名波氏。「今のミリンコビッチサビッチのファーストタッチね。すごく簡単に

見せて難しい技ですよね。」筆者も一目を置くラツィオの技巧派MFの吟持。

4931 首位争いのラツィオ。攻めと守りのバランスが良くて好調なのも頷ける。

5000 TV。ボロが後半から3バック?前節で同点に追いついた布陣に近づけるなら。

RSH→CFオルソリーニ。RSB→RWB富安。どうしても得点が欲しいボロの攻めの意図。

後半7分。ボローニャ。左CK キッカーはLWBバローがキックから→低空ヘッド

バーイCBデンスウィル→敵GKストラコシャが小さく前に弾く→再びデンスウィルが

顔でゴールを決める⇒GOAL! ラ2-1ボ 勇気を与える1点になるか。

・・・VAR 顔に当たって左腕にボールが当たってたと判定。ゴール取り消し。ラ2-0ボ。

後半13分。ボローニャ。DHスハウテンOUT サンソーネIN 1ボランチ?

後半14分。ボローニャ。CFオルソリーニOUT サンタンデールIN 高さのターゲットマン登場。

後半15分。ラツィオ。CHアルベルトOUT パローロIN 軽い負傷交代?

6200 コンディション不良(風邪?)のラツィオのCFインモービレはチャンスの

割りにはゴールを決めて無い今日の試合。27得点の内でPKも結構多いんだとか。

6644 結局ボローニャはRSHだったオルソリーニが絞ったりでCFのポジションなら

純粋に競り合いに強いサンタンデール。バローをCH(真ん中)でドリブルの仕掛け。

バローが加入するまでレギュラーのLSHサンソーネがLWBって布陣。パラシオのウロチョロ具合。

後半22分。ボローニャ。敵陣に攻め込むから→CHソリアーノ→DHポーリ→エリア内で

背の低いCFパラシオがヘディングで競り勝つ→敵CBラドゥがクリア出来ずに

攻撃参加のRWB富安が右足ダイレクトボレーシュート炸裂・地を這う→GOAL! 

1点返した ラ2-1ボ 明らかに選手交代の意図+システム変更が功を奏す形に。

・・・VAR パラシオの位置がオフサイドで取り消しの判定。 ラ2-0ボ 2度目の取り消し。

後半26分。ボローニャ。CBダニーロOUT スコオルセンIN また4バック?

RWB富安が右CBで3バック継続。ミハイロビッチ監督の戦術の重要人物のトミー。

7257 ボローニャがポゼッションの状態が続く時間帯。時間帯で点が取れるか?

後半30分。ラツィオ。CFコレアOUT カタルディIN

7941 名波氏。こんなに上手く行くなら前半から3バックの方が良かったのかも。なる。

8234 前半で言うとボローニャは敵MFをフリー(浮き)にさせ過ぎてた。ので、システム変更。

ミラーマッチ相手と同じ布陣にする事で敵に自由を与えず自分達のサッカーが出来る。出来不出来。

後半39分。ラツィオ。CFインモービレOUT カイセドIN 本調子では無かったか。

アディショナルタイム5分・・・

9028 相手にボールを渡さないラツィオ。クロージングタイム。。。


試合終了。2-0。ラツィオの勝利。

ラツィオは後半はほとんど攻めれなかったけど相手を上手くいなして守り切った。

ボローニャは3バックにした後半から劇的に良くなった。悔やまれる得点取り消し。


長々と文章を読んで頂き有難うございました。蹴球と言う情熱を少しでも感じて貰えればと。


THX=TV。少なからず貴重な情報は貴方達によるものでそれに甘えてるのが自分。ご容赦。


***編集後記***

ラツィオはまぁ2点取れば勝てると踏んでの後半の不出来だった様に思われる。


0016 ♪something in your eyes


↓↓↓西リーガ復活マジョルカ久保ミニ戦評があるよ。


日本代表のデビュー戦もFC東京時代も久保が中心で。

プレーしてた時・ボールを良く触る時が彼の真骨頂で。

チーム状況が良く無くて彼に頼らざるを得ない現実で。


***未知への誘い(いざない)***

既知の方はご存知。未読の方はご来訪。ツイってます。よろのしくで。


on and on 20200615

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