戦評。その70。CLアトレティコマドリードvsバイエルンミュンヘン

CL準決勝1stLEGアトレティコマドリードvsバイエルンミュンヘン


以前からサイドアタッカー・ウインガー待望論者である事を包み隠さず述べて来たのですが。

モダンフットボールだとサイドの攻撃の選手が下がってきて守備に厚みを持たせる6バック?

スペースを消して突破を許さない守り方と言う経緯もあってなかなかサイダーが居ない。

リベリ・ロベン(怪我中)・コスタ・コマンと4人のサイドアタッカーの居るバイエルン。

DFもしくはアンカーからのダイアゴナルのパスで相手DFと1対1になった時が攻撃の華で。

CLのユーベ戦で苦労したサイド攻撃。アーリークロスやバイタル手前のロブパスで打開した。

この試合のアトレチコ戦もただ単にサイド攻撃を展開するのでは無く何らか工夫が必要かと。

その辺りを楽しみに試合を観てみたいと思う。


アトレチコはHOMEチームらしさで前からの守備と攻撃にかける人数が多目の入り。

2TOP(CFトーレス・STグリーズマン)の関係性とコンビネーションに注目したい。

前半11分。アトレチコ。RSHサウールがセンターサークル付近からドリブル→エリア内に侵入

→敵CBアラバをかわして左足シュート⇒GOAL! 先制! 

バイタルで敵2人をかわしたのが大きかった。バイエルンはファウルでも止めたかった。

ペップのやり方でポリバレント(複数のポジションをこなす)。本職CBじゃないアラバが

もう少しきちんとした対応なら1点目は防げたかも。高いレベルでの違いを見せれなかった。

前半12分。バイエルン。右寄りに居たCHビダルがサイドチェンジのパス→

LWGコスタが1対1の勝負・低いクロス→敵CBヒメネスのクリア不十分→エリア内に入って来た

CHビダルがヘディングシュート⇒ヒメネスがゴール手前でヘディングクリア CK

お互い攻守の切り替えが早い。中盤でのせめぎ合いが続く。

前半30分。アトレチコ。GKオブラクのフィードから→RSHサウールのヘディングパス→

ボールはDFライン裏へ走るSTグリーズマンへ→右足シュート⇒GKノイアーが左足で防ぐ CK


前半終了。1-0。ホームのアトレチコがリード。ア31%バ69%。ア7本バ6本。

アトレチコは積極的な守備でリトリート時にもボールホルダーへのアプローチを欠かさない。

バイエルンが負ける時は前線からの守備を受けて上手く攻撃できない時。今日もそんな感じ。


アトレチコは何処かでベタ引きの守備になる。その時にバイエルンが攻めきれるか。

バイエルンのサイド攻撃に対して。LSH+LSB。RSH+RSB。+DH。必ず数的優位を崩さない。

バイエルンはCHビダルの2.5列目からの飛び出しが目立つ。ミュラーがウォームアップ開始。

後半9分。バイエルン。ボール回しからCHチアゴ→CBマルティネス→CBアラバ→ドリブルで

ファーストディフェンダーをかわしてからロングシュート⇒クロスバー直撃!

この時間帯になってようやくバイエルンのサイド攻撃=クロスが入り出した。

後半19分。バイエルン。RWGコマンOUT リベリIN LWGコスタがRWG リベリがLWG

後半25分。バイエルン。CHチアゴOUT ミュラーIN

後半28分。バイエルン。中寄りRSBラーム→外寄りCHビダルがドリブル・バイタルで

ミドルシュート⇒GKオブラク横っ飛びで弾く

後半30分。アトレチコ。自陣で敵LWGリベリからSTグリーズマンがボールを奪う・カウンター

→バイタル付近で右に並走するCFトーレスへパス→右足アウトサイドでシュート⇒

左ポスト直撃!→エリア内に来たLSHコケがシュート⇒GKノイアーがキャッチ

後半32分。バイエルン。LSBベルナトOUT ベナティアIN 

CBアラバがLSB 本職のベナティアがCB 先程のシュートシーンもアラバが不味い対応してた

後半40分。アトレチコ。RSHサウールOUT トーマスIN 負傷(?)交代

アトレチコはこの時間帯に引き気味になってもボール保持者へのアプローチをやめない。


試合終了。1-0。アトレチコ勝利。AWAY GOALを許さなかったのは大きい。

アトレチコは相手のストロングポイントを消す事がストロングポイントみたいな。

バイエルンは策は打ったけど機能しなかった。HOMEでどう相手を攻めれるか。疑問符。


P.S.策=SBが中寄りにポジショニングするペップの戦術。サイド攻撃に変化が?ナカータ


サイド!サイド!サイド!チーズ?



on and on 20160428

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