戦評。その378。CLリヴァプールvsレアルマドリード

ミニ「記事」と楊枝屋(pick)はじめました。興味のある方はぜし。

(読者の方々の自由は尊重したいんで随意任意。be_my_guest。)


***前説(SE)***

サッカーを知らない人には易しく。詳しい人には難しく。

それらの相反する狭間を泳いで頂ける様に日々是成長也。


戦評。その378。CL決勝リヴァプールvsレアルマドリード


気になるテーマが一つ。

「明日はどっちだ」 0002 ♪she_would_never_say_where_she_came_from

明日は火曜日。67年のボクシング漫画「あしたのジョー」。ミヤタビッチです。こんこん!

主人公の矢吹丈はさすらいの風来坊。ライバルの力石徹はストイックで体格が大柄な拳闘者。

2人があいまみえる試合で決定打となった相手のパンチに合わせ打ち返すクロスカウンター。

で、サッカーに。ショートカウンターは相手陣内で敵からボールを奪い攻撃に移る速攻逆襲。

ロングカウンターは自陣に守備陣形を作り相手に攻めさせて手薄な敵守備を攻める通常逆襲。

攻守の切り替えの早いカウンタープレスも最近では。ショートとロング。強いのはどっちだ。

その辺りを楽しみに試合を見てみたいと思ふ。


$$$リーグテーブル$$$

CLチャンピオンズリーグ決勝。「do_or_die」空前絶後のそんな一戦。


%%%スタメンプレビュー%%%

リヴァはSBの攻めへの関りと箸休め長短のパスの技術者CHチアゴ。LWGディアス。

マドリーはCBアラバが怪我から復帰。若手RWGバルベルデ。後はセイムオーセイムオー。

<リ>4-1-2-3<マ>4-1-2-3


I am pretty ready 4 getting ready.


***ポジション見取り図***(表記理解の参考にして頂ければ) U ready too?


試合開始。

0000 リヴァのショートカウンターは香川の恩師でもある独クロップ監督のゲーゲンプレス。

最近はDFのラインからFWのラインのゾーンがコンパクトで誰しもが守備者になる戦術。

0000 マドリーのロングカウンターは伊アンチェロッティ監督の手堅い守備有りきの戦場。

決勝トーナメントに入ってからは追いかける展開が多かったのでカウンターの頻度は少なかった。

0000 プレヴュー。準決勝で自信をつけたマドリーのロドリゴやカマヴィンガの交代選手に注視。

0000 だからどう守りどう攻めるかに呼応してどう攻めてどう守るか。禅問答みたいですね。

0043 とは言えリヴァの前からの守備。マドリーの守備陣のミスパスはNGワード。禁じ手。

0137 リヴァのハイプレスが収まった相手のボール保持時がマドリーの攻め時かも。

0334 名刺交換じゃ無いけど。マドリーもずっと引きっぱなしでは無い。得意の左から。

0719 大人しい入り。リヴァの右サラーサイドとマドリーの左ヴィニシウスサイドの攻防か。

0811 両チームの弱点。リヴァはCFマネがフィルミーノみたく中盤ぽく上手く振舞えない。

マドリーは若手CBミリトンがたまにやらかす。CBアラバも安定感に欠けるかなと言う印象。

0934 リヴァのCHヘンダーソンは右サイドに侵入して偽サイドバックの働きもたまに。

1006 だからリヴァは昨季に移籍したてのジョタは頗る良くて。現状で消去法の並びか。

1101 マドリーは守備時に4-4-2のダイヤモンド。CFベンゼマとCFヴィニシウス(本来はLWG)

OHモドリッチ(本来はCH)。RSHバルベルデ(本来はRWG)。いわゆる可変システム。

1121 現地解説。リヴァのRSBアーノルドの上がったスペースを。筆者と同じ指摘。

1449 そのLWGヴィニシウスの突破の試みに敵CBコナテの良き対応。準備済み。

前半16分。リヴァ。右サイド深い位置でCHロバートソンから→ヘッドで後ろに戻す

→中寄りエリア内で敵DF2人引き連れながらRSBアーノルドが折り返し→RWGサラーが

ゴール前で態勢を崩しながら流し込む⇒敵GKクルトワの対応! プチ決定機!

1736 マドリーのCHクロースのワンタッチミドルパスで大きな展開のカウンター未遂。

1906 ここまで奇跡的にマドリーが勝ち上がった影のMVPのGKクルトワ。今日も鉄壁。

(後書き。とは言え決勝トーナメントの勝ち上がった試合は失点も多かった。)

前半20分。リヴァ。敵陣でポゼッションから→DHファビーニョ→CHチアゴ

→LSBロバートソン→チアゴが前に付けるパス→@バイタルでCFマネが

狭い敵DFの密集地帯を掻い潜って右足シュート→敵GKクルトワが触って左ポスト 決定機!

2121 ここまでの流れは枠内シュートの多いリヴァ。シュート自体まだ無いマドリー。

2400 マドリーの円熟の得点者の王様CFベンゼマは左サイドに流れる事も多い。

2918 現地解説。リヴァのチアゴ評「switch_the_play」流れを変えるプレー集。

2947 マドリーのLWGヴィニシウスの裏抜け未遂。敵の高いDFライン裏は弱点に成り得る。

3411 リヴァのRWGサラーは開く事が多いウイングストライカー。RSBアーノルドが

攻撃参加をしたらクロスに合わすべく中央で待機。クロスの種類がシュートの無類。

3445 スタッツ。シュート本数。リ8(5)本マ0(0)本。数字が物語ってるけど。

ここまでのCLの勝ち上がりでマドリーは死んだふりで後半からと言う試合も多い。

+++アイスブレーカー+++

リヴァプール押せ押せで何も出来ないマドリード。伏線の様な。ソウデモナイヨーナ。

4249 オフサイドには成ったけど敵DFライン裏抜けのCFベンゼマ。少ないけど好機到来?

VAR・・・オフサイド(?)。ベンゼマはオンサイド。ファールを取られたのか?んー。

アディショナルタイム・・・2分


前半終了。0-0。ネイルネイル。ノースコア。

スタッツ。ボール支配率。リ48%マ52%。シュート本数。リ10(5)本マ1(0)本。

リヴァプールは少ない攻め手で濃密に攻めたけどDFラインの裏が敵の狙い目になる可能性。

マドリーは疑惑のゴール以外は音沙汰無しで撒き餌の様に後半からスイッチャーが救世主に?


後半開始。

4500 リヴァの枠内シュート5本がクルトワの5セーブ。リヴァの考え方でずっと

敵陣でのボール保持でカウンターを受けるのが怖くて相手に公平に攻めさせた。

4500 走行距離は両チームそんなに差は無くてリヴァのCFマネの6.08kmが目立った。

4913 リヴァのRSBアーノルドが攻守に貢献。世界三本の指に入るサイドバック。

5352 ボール支配率でほぼほぼは五分五分だけどリヴァの攻めの方が内容が濃い。

後半13分。マドリー。自陣左でスローインのLSBマンディから→スロー→CHクロース

マンディ→CBミリトンに戻す→RSBカルバハル→(この時間帯リヴァの守備が間延び

しててスペースが有る)→右DHカゼミーロ→CHモドリッチ→カルバハル

→カゼミーロと細かく繋ぐ→(細かい敵のパス交換に守備の人数を割くリヴァ)

→右サイドを駆け上がるRWGバルベルデが1対1→(敵5人味方5人)ハーフカウンター認定。

(用語解説・・・ハーフカウンター。自陣から敵の隙間でボールを繋ぎながら逆襲をする。)

→バルベルデがエリア内右角近くで高速グラウンダークロス→大外にフリーで居た

LWGヴィニシウスがダイレクトで合わす⇒GOAL! 先制点! リ0-1マ 長文失礼。


QQQHigher_power_every_other_hour_since_Eddie_BauerAAA

答はこの曲だぁ。ループ&ワープ!!!


5813 リヴァの悔やまれる点は前線とDFラインが間延び+中盤で囲むも奪えなかった故の。

(書き足し。裏の裏は表。主戦場じゃ無かった右サイドto左サイドの得点で慌てさせた。)

後半19分。リヴァ。右サイドバックみたく振舞うCHヘンダーソンから→ドリブリング

→右に開くRWGサラー→カットインして@バイタルの際で左足シュート強烈!

→敵GKクルトワがギリギリで弾き出す! 決定機! 魔の山の様に立ちそびえる。

後半20分。リヴァ。LWGディアスOUT ジョタIN 危険なポルトゥゲーザ。

6729 たぶんリヴァの3TOPはRWGサラーCFジョタLWGマネが普段着で来いよ。

6802 リヴァの時間帯。ここでカウンターのチャンスが一気に広がるマドリー。

6844 ゴールラインの難しいボールも処理したGKクルトワ。今まで見た中でベストかも。

6922 失礼しますた。CFマネのままでした。ジョタがLWG。不調なのか。爆発的では無く。

7109 なんか攻め合いで中盤がオープンに成って来た。両チーム共に交代選手が必須。

後半32分。リヴァ。CHヘンダーソンOUT ケイタIN 攻撃寄りの選手。

後半32分。リヴァ。CHチアゴOUT フィルミーノIN 4-2-4にシステム変更?

7658 フィルミーノは組み立ても出来る優良なCFだったけど。「超近代的10番」。

7936 スタッツ。シュート本数。リ19(7)本マ2(1)本。なんかネタみたいな数字ですね。

後半35分。リヴァ。中寄りインナーラップ気味のRSBアーノルドから→前に付けるパス

CFマネ→ゴールエリアの幅でRWGサラー→エリア内中央やや後ろでCFフィルミーノが

ワンタッチで中に入って来たサラーにセットアップ→そのサラーが左足シュート

⇒ゴール前LWGジョタに当たってコースが変わるも敵GKクルトワが弾きだす 決定機!

後半37分。リヴァ。DHファビーニョのロングパスから→RWGサラーが綺麗なトラップ

&右足シュート⇒敵GKクルトワが弾く!!! 決定機! てか凄過ぎ。規格外のキーピング。

後半41分。マドリー。RWGバルベルデOUT カマヴィンガIN

8501 敵の4TOPに対応して2DHのマドリーなのか。let’s_see_what’s_happens。

8650 リヴァ。追いかける展開で以前にも4TOP。筆者は懐疑的で機能したのが未見。

後半45分。マドリー。OH(?)モドリッチOUT セバージョスIN 若手の起用。

アディショナルタイム・・・5分

後半ロスタイム。マドリー。LWGヴィニシウスOUT ロドリゴIN 久保のライバル(?)


試合終了。0-1。マドリーの勝利。14回目のCL優勝!

リヴァプールは圧倒的に攻め圧倒的に守った。圧倒的にフットボールの醍醐味を魅せた。

マドリーは敵守備陣のわずかな隙を「蝶の様に舞い蜂の様に刺し」た美しい試合だった。


長々と文章を読んで頂き有難うございました。蹴球と言う情熱を少しでも感じて貰えればと。


THX=TV。少なからず貴重な情報は貴方達によるものでそれに甘えてるのが自分。ご容赦。


***編集後記***

チームの実力差だけでサッカーを語るなと叱られた様な試合結果は転がる石の様に傾いた。

p.S。前に西ラ・リーガのレベルは低いと指摘。マドリーやビジャレアルの意地を見た。


0002 ♪something in your eyes


***pricey policy***

読者の方々に愉しんでもらうのが最優先です。
正直に積み重ねた物が己一人の物では無くて。
気になさらない方はスルーでお願い致します。


on and on 20220530

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