戦評。その156。CLユヴェントスvsトッテナム
(反省・・・前の戦評。フラットな視点&イーブンな切り口で語ってみたいと思ふ。)
高まる胸の鼓動を感じずにはいられないミヤタビッチです。こんばんは。
気になる選手が一人。
<ユ>ドウグラス・コスタ
ウインガー。ドリブラー。凄くシンプルに縦への突破を試みる。テクニックの引き出しも多い。
ウクライナのシャフタールでの活躍を当時バイエルンのペップに見初められ移籍。活躍。
で、活躍の場を求めてユベントスにローン移籍。右のサイドアタッカーでの出場が多い。
トッテのLSBデービスが対面の選手。ここの局地戦を占有するのはどちらになるのか。
以前にも書いたのですがユベントスのアレッグリ監督は味方の弱点を消し敵の弱点を突く。
そんな戦い方をするのが得意な監督。トッテのピュアなモダンフットボールを逆手に取るか。
その辺りを楽しみに試合を見てみたいと思ふ。
ヨーロッパでの戦いで言うと初顔合わせの両チーム。
ユーベはRWGコスタのファーへのクロスLWGマンジュの折り返しにCFイグアインのゴール。
そんな予想が出来るけどどうなんでしょうか。ドド。
ディバラ・マテュイディ・クアドラードなどレギュラークラスに怪我人が目立つ。継ぎ接ぎ。
前半2分。ユーベ。ファールからFK キッカーはDHピャニッチ キック→サインプレー気味に
フリーのCFイグアインが後ろからのボールをダイレクトシュート⇒ファーサイドぶち抜き
GOAL! 先制! 開始早々の得点。電光石火。fire starter…
0404トッテはそんなに普段みたいにハイプレスって訳じゃ無い。戦術の使い分け。
前半8分。ユーベ。エリア内でRWGベルナルデスキが敵LSBデービスに倒されPK!
キッカーはイグアイン キック⇒GKロリスが触るもGOAL! 2点目
正直激しさを持ってプレーしているトッテの選手達。それが裏目に出た。
(ユーベは普段と違ってコスタがCH。珍らしい選手起用。)
1316先制のユーベ。リードをするとオートマチックに守備を固める。コンパクトな2ライン。
欧州でも随一の守備ユニット。ケインを含めトッテの2列目が鍵を握る。
2510解説の松原さん曰く。ユーベはカウンター要員でCHコスタが後ろから飛び出してくる。
興味深い戦術。フリーもしくは1対1の場面を彼に与える機会を作ってる。
前半26分。トッテ。DHデンベレの前につけるパスから→中寄りのRSHエリクセンのキープ
絶妙のDFライン裏へのロブパス(ロブスルーパス)→CFケインのヘディングシュート
⇒GKブッフォンが弾いた 決定機。エリクセンは危険な選手。それを印象づけた。
2946ユーベがカウンターでピャニッチとイグアインでシュートの形。枠を外れた。
前半35分。トッテ。DHのボール奪取からカウンター→OHアリ(ユーベのDFラインは高い)
→裏へスルーパス→CFケインがGKブッフォンを外してゴールを外さず⇒GOAL!1点差!
3947トッテは自由に動くRSHエリクセンがロングシュートGKブッフォンの対応
前半44分。ユーベ。CFコスタ(4-4-2のFW扱い)のドリブルから→エリア内でファール
ピー! PK! キッカーはイグアイン キック⇒クロスバー直撃! 外れた。
前半終了。2-1。ユーベがリード。
ボール支配率。ユ32%ト68%。シュート本数。ユ4(2)本ト8(4)本。
ユーベは丁々発止守備が昨季に比べて盤石では無いのが大きい1失点。
トッテは海千山千の2列目が違いを見せつけた。敵の強固な守備を慌てさせた。
後半開始。
ユーベのシステム・戦い方を整理すると。。。
守備時4-4-2でFWの二人がイグアイン・コスタでRWG→RSHベルナルデスキみたいな感じ。
後半12分。ユーベ。CFイグアインのボールキープ・ドリブルから→サイドにはたく
→RSHベルナルデスキが少しカットイン・左足シュート⇒GKロリスが弾く
5901実況の八塚さん曰く。ユーベはこれ以上アウェーゴール・失点を許す事は出来ない。
6156トッテは良い形で2列目にボールが入らなくなってきた。失速。
後半20分頃。ユーベ。CHケディラOUT ベンタンクールIN
6935トッテはケインがミドルシュート強烈でブッフォンが弾きだした。
後半26分。トッテ。ペナルティーアークでFK キッカーはRSHエリクセン キック
⇒ゴール左隅に決まる GOAL! とうとう同点!
後半31分。ユーベ。LSHマンジュOUT ストゥラーロIN 負傷で我慢してたけど交代。
8043トッテは中寄りエリクセン空いたスペースをRSBオーリエが使う形が散見。
後半39分。トッテ。OHアリOUT ソンフンミンIN
8611ユーベは左サイドに開いてたコスタが突破。クロス。敵DFクリア。CK。
後半43分。トッテ。LSHラメラOUT モウラIN
8928引き分けOKのトッテ。無理に攻めない。セーフティにボール回しを遂行する。
後半ロスタイム。トッテ。RSHエリクセンOUT ワニャマIN
後半ロスタイム。ユーベ。LSHコスタOUT アサモアIN
試合終了。2-2のドローゲーム。
ユーベは流れの中から点が取れずコスタの奇策も怪我人の多さで霞んでしまった。
トッテはアウェーながら粘り強く同点に追いついた。貴重なアウェーゴールの2得点。
p。S・「おもしろきこともなき世をおもしろく」・・・いやいや、十分に面白かったですよ。
長々と文章を読んで頂き有難うございました。蹴球と言う情熱を少しでも感じて貰えればと。
on and on 20180219
コメント