戦評。その144。CLセビージャvsリヴァプール

戦評。その144。CLセビージャvsリヴァプール


speed king…

年末には慌ただしいミヤタビッチです。

気になるマッチアップが2点。

<セ>RSBメルカド&LSBエスクデロ<リ>RWGサラー&LWGマネ

得点を量産中のサラー。スピードとテクニックに特徴が。人数をかけて守るしか手は無い。

すると中央が手薄。前線の潤滑油CFフィルミーノや新境地CHコウチーニョの飛び出しも有る。

マネも怪我の影響も有って昨季ほど好調では無いけど危険な存在。この両ワイドが肝。

セのDHエンゾンジがどこまでカバー出来るのか。OHバネガは技術を武器に戦えるのか。

その辺りを楽しみに試合を見てみたいと思ふ。


試合開始。

グループリーグE。勝ち点8で首位のリバ。勝ち点7で2位のセビ。3位は勝ち点5のスパ。

なので両チームどちらかが勝てば決勝トーナメント進出。大事な一戦。the match。

0055 リバプールはLWGマネがRWGサラーの同サイドにやって来る。自由度は高い。

前半2分。リバプール。右CK キッカーはCHコウチーニョ キック→ニアに居た

CHワイナルドゥムがヘディングでフリック→大外に居たCFフィルミーノがダイレクトボレー

シュート⇒GOAL! 先制! サンチェスビスファン(セビージャのホーム)が沈黙。

解説の戸田さん曰く。セビージャはDHエンゾンジ・ピサーロOHバネガの三角形が良いらしい。

1214 セビージャの中盤の構成が自由。ただ規律が有ってこその自由が成り立つ。んー。

セビージャのLSHノリートは昨季マンCに居た選手。放出気味にセビージャに移籍。

理由は思い当たるのは縦に突破出来ない。カットインのみ。それじゃあサイドアタッカーとして

成り立たない。と言うような理由でマンCで起用されなくなったと。

なんか解説の言ってる事と内容が重複気味。より優れた戦術眼で試合を見ないと。>myself

前半19分。セビージャ。中盤ボールの奪い合いから。ショートカウンター。DHピサーロ(たぶん)

→CFイェデル→前を走るLSHノリートが切り返して右足シュート⇒GKミニョレ左手に辛うじて

当てる・ボールは右ポストに当たって跳ね返る→GKミニョレが抑える 決定機

前半21分。リバプール。自陣浅めな所でDHヘンダーソンがボール奪取から。ショートカウンター気味に。

スルーパス→前線のCFフィルミーノが相手DFより先に→エリア内に侵して左足シュート

⇒GKリコが左足で弾く 前がかりのセビージャがヒヤッとした攻撃

→→→その流れからCK キッカーはCHコウチーニョ キック→ゴール前真ん中に位置する

CFフィルミーノがヘディングをフリック気味に→ファーに居たLWGマネが

ダイビングヘディングシュート⇒GOAL! 追加点! さては準備してきたな>セットプレー

2639 セビージャのOHバネガが相手にマークされながら中ロブパスがオフサイドには

なったけど美しい・正確なパスだった

前半30分。リバプール。2点目のVTRが流れててその間にカウンター初音ミク→LWGマネが長躯

ドリブルでエリア内侵入・右足シュート⇒GKリコが弾くもそのボールが並走して来た

CFフィルミーノへ→落ち着いて左足で流し込んだ⇒GOAL! パーティーは終わらない!

(後でVTR見たらDFから左裏へ長いフィード。マネはドリブルでは無く

敵DFより先にボールに追いついた。後は☛☛☛)

前半40分。リバプール。DHヘンダーソンのパスカットから→CHコウチーニョが持って上がる

→フリーの状態でスルーパス→敵DF裏へ左に流れてたRWGサラーが左足シュート⇒GKリコ弾いた

ことごとくカウンター(ロング・ショート)が上手くいくリバプール。

ボール回し・パス数で上回ってる物の点が入ってない・決定機の少ないセビージャ。

そんな図式。。。


前半終了。0-3。リバプールが支配的(?)圧倒的にリード。

ボール支配率。セ63%リ37%。シュート本数。セ3(1)本リ8(7)本。

セビージャは自分たちのサッカーをする前に相手のサッカーにはめられた。

リバプールはセットプレーで先制でその後はカウンターが何度でも何度でも。


後半開始。

後半0分。セビージャ。DHエンゾンジOUT バスケスIN OHバネガがDH

後半6分。セビージャ。右深い所でFK キッカーはDHバネガ キック→早く鋭いボール

→ニアに飛び込むCFイェデルのヘディングシュート⇒GOAL! 2点差!

後半14分。セビージャ。エリア内から→敵LSBモレーノがCFイェデルを踏みつける

→ピー! PK キッカーはイェデル キック⇒右隅に決まる GOAL! 1点差!

と、思いきや味方の選手が蹴る前に入ったので蹴り直し⇒左に決まる GOAL!

正直前半だけで6km越えする選手が多かったリバプール。専守防衛なので

ロングカウンター出来る選手が居るか。out of gas…

6152 セビージャRSHサラビアのクロス→敵DFのクリア中途半端→攻撃参加してた

エリア内LSBエスクデロ強烈左足シュート⇒クロスバー直撃!

(後でVTRで見るとキーパーが触ってからクロスバー。。。)

本当ならリバプールのディフェンスは国内でも指摘が多いくらいもろい部分も有る。

後半18分。リバプール。LSBモレノOUT ミルナーIN ミス連発してたし当然

後半18分。リバプール。CHコウチーニョOUT チャンIN

7025 ようやくリバプールの時間帯でエリア外ギリギリの所でRWGサラーがシュート

⇒GKリコがわずかに触って弾き出す CK リバプール得意の右CK。要注意

(ただキッカーのコウチーニョは交代でサラーだった。)

後半28分。セビージャ。LSHノリートOUT ムリエルIN

7740 リバプールのカウンター。CHチャンのシュートがDFに当たってCK

後半36分。セビージャ。CFイェデルOUT コレアIN LSHムリエルがCF コレアがLSH

セビージャはDHバネガが一段降りた所からゲームを組み立てる。敵CFフィルミーノの

マーキングでは心もとない。ので、CHチャンを守備時に4-5-1だったのが4-4-2したけど

結局チャンは中盤の5人の守りの一人に。

後半41分。リバプール。RWGサラーOUT チェンバレンIN

8851 このまま終わりそうな予感。。。どやろ。。。

9108 セビージャのDHバネガにCHチャン・ワイナルドゥムが見る形。

それをかいくぐって必死に中盤の底で起点になろうとするバネガ。

後半ロスタイム。セビージャ。シュートがDFに当たって左CK キッカーはRSHサラビア

→キック→空飛ぶDFに当たって落ちた球がDHピサーロ・しりもちをつきながらシュート

⇒GOAL! 同点! 土壇場に追いついた。


試合終了。3-3。引き分け。ドローゲーム。

セビージャは最後まで諦めずに良く戦った。勝ちに等しい勝ち点1。最終戦までもつれた。

リバプールはプラン通りに先制&カウンター。そこから先のプランBが火を吹かなかった。


長々と文章を読んで頂き有難うございました。蹴球と言う情熱を少しでも感じて貰えればと。


p。S・「クオリティの高い攻撃はクオリティの高いミスの上で成り立つ物で有る。」



on and on 20171127

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