戦評。その125。CLアトレティコマドリードvsレアルマドリード

~~~反省とこれからの~~~

先週の戦評で試合内容が面白くないから文章が面白くない云々かんぬんと宣ったのですが。

いつもより多くの試合をダイジェスト等でチェックしたのですが派手な撃ち合いは少なくて。

0-0の試合もあったりして自分の 良い試合 の基準設定が高過ぎて理想を追い求める余り。

退屈な試合でも文章に創意工夫を盛り込む事で困難を乗り切る。そんな気概で書いてみたい。


CL準決勝2ndLEGアトレティコマドリードvsレアルマドリード


こんばんは。今日はアトレチコの10番(numero diez)のカラスコを紹介してみたいと思ふ。

1993年生まれの23歳。180cm。ベルギー代表だがスペイン・ポルトガルにルーツが。

クラブの在籍は12ASモナコ15アトレチコ。14シーズンにモナコでCLでベスト8の活躍。

代表では2015年3月にEURO予選でA代表デビュー。2016年6月に代表初得点を決めた。

プレースタイルは柔らかいドリブルとスピードを高い次元でミクスチャー。高技術者。

普段はLSH左サイドが主戦場なんですが結構ポジションチェンジをする。神出鬼没。

まだ23歳なのでこれからも楽しみで注目のアタッカーである事に間違い無いと思ふ。

その辺りを楽しみに試合を観てみたいと思う。


直近の試合。

アトレチコは控えも少し。試合結果は格下相手に芳しく無く1-0。

マドリーはスタメン温存・ターンオーバー。控えやけど4-0の圧勝。

aggregate scoreは0-3でマドリーの3点リード。


試合開始。

マドリーのミッションは負けない事。容易な事。出来てしまう事。んー。出来るかどうかは。

アトレチコは前から積極的な守備。諦めない意図は強く感じられる。

前半5分。アトレチコ。ヴァイタルでボールを持つDHサウールから→右サイドに開く

LSHカラスコがドリブルでかわしてクロス→RSHコケがニアサイド角度の無いところを

シュート⇒GKナバス弾いた CK

前半7分。マドリー。右FK キッカーはDHクロース(多分) キック→大外ファーサイドに居た

DHカゼミーロがヘディングシュート⇒GKオブラク左手一本弾いた

マドリーはTOP下のOHイスコがどのように2TOPと絡むか。キーワード。

アトレチコは敵DHが3人いるので中央からの攻めよりサイドからの攻めに光明が。

前半12分。アトレチコ。右CK キッカーはRSHコケ 右足でキック→ニアのゴール前で

DHサウールがジャンプ一番ヘディングシュート⇒GOAL! 先制! 勇気を与える1点に。

前半15分。アトレチコ。ヴァイタルでのCFグリーズマンとLSHカラスコのパス交換から

→カラスコのスルーパス→飛び出したCFトーレスが敵CBバラーヌに倒されるピー! PK!

キッカーはCFグリーズマン キック⇒GOAL! 2戦合計で2-3 1点差。

アトレチコのシメオネ監督の指示で「落ち着け」。そんなに積極性が無くなった。

単純に両チームのボールの主導権争いが激しくてカードが増えてきた。

前半42分。マドリー。左に開いたCFベンゼマのボールキープから→3人をかわして

深いボックス内をドリブル・マイナスの折り返し→DHクロースがシュート⇒GKオブラクが

横っ飛びで小さく弾く→こぼれ球がゴール前に居たOHイスコがシュート⇒GOAL!

貴重なawaygoal。マドリーの時間帯だったので得点は非常に大きい。

これでアトレチコは勝利に3ゴール必要。無理難題。。。


前半終了。2-1。アトレチコがリード。2戦合計スコアは2-4でマドリーがリード。

ボール支配率はア38%マ62%。シュート本数はア9(3)本マ9(5)本。

アトレチコは2点奪うまでの積極性・奪ってからの違う顔が明暗を分けた。

マドリーは相手に圧倒されながらも虎視眈々とawaygoalを狙っていた。駆け引き上手。


後半開始。

停滞気味。。。

後半11分。アトレチコ。CFトーレスOUT ガメイロIN

後半11分。アトレチコ。RSBヒメネスOUT トーマスIN

大きく傾いた試合の流れを再び呼び戻す事が出来るか。

ここでいきなりマドリーのフォーメーションについて。

守備時DH3枚の攻撃時DH1枚RSH&LSHの中盤ダイヤモンドに。

基本フォーメーションを崩さずに戦うチームもあるけどこういった柔軟にポジションを

変えるのがモダンフットボールの最近の傾向。まぁ選手交代や監督の指示で変えるのも

多いけど。

後半21分。アトレチコ。ロングカウンターから→左にポジションチェンジしていた

RSHカラスコが相手DFを振り切る→ボックス内切り返して右足シュート⇒GKナバス弾く

→詰めていたCFガメイロがヘディングシュート⇒GKナバスが右肩で弾く 決定機

後半25分。アトレチコ。DHガビの前線へのフィードから→ライン裏へ走るCFグリーズマン

バウンドさせて左足ダイレクトシュート⇒GKナバス弾き出す

後半30分。アトレチコ。DHコケOUT コレアIN

後半30分。マドリー。CFベンゼマOUT アセンシオIN

後半30分。マドリー。DHカゼミーロOUT バスケスIN ダブルボランチ?

後半43分。マドリー。DHモドリッチOUT モラタIN


試合終了。2-1でアトレチコの勝利。で、2戦合計2-4でマドリーが決勝進出。

アトレチコは2点を取るまでは良くてそれ以降はnada何もなかった。

マドリーは2点を取られるまでは悪くてそれ以降の試合巧者ぶりは流石だった。


長々と文章を読んで頂き有難うございました。蹴球と言う情熱を少しでも感じて貰えればと。



on and on 20170515

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