戦評。その71。レアルソシエダvsレアルマドリード

第36節レアルソシエダvsレアルマドリード


よく記事の内容で戦術がと書く事が多いのですが。戦術論者では無い。システム論者でも。

ペップ曰く「選手が戦術」。その通りやと思ふ。まずフットボーラーありきと言う感じ。

ただ好きなシステムと言うのが有る。4-2-2-1-1。これが理想。0203シーズンのソシエダ。

真ん中の2が肝でSHじゃなくてOH。左がクロッサーのペドロ。右がドリブラーのカルピン。

SHだと英国の4-4-2。微妙な違いなんやけど。STの1がモリシぽく運動量のあるFW。ニハト。

他の好きなシステムと言うか戦い方で言うとビエルサの04アテネ五輪のアルゼンチン代表。

3-4-3やねんけど。選手のポジショニング・動き直しが秀逸でボールが良く回るサッカー。

まぁ最近のチームでは特にこれと言うのはなくて14W杯のオランダ代表のメキシコ戦。

特に後半追いかける展開になってサイドにウイングを置く「ザ・オランダ」な戦い方。

その辺りを楽しみに試合を観てみたいと思う。


ソシエダはCFのアギレチェ・ジョナタスが怪我でベラが出場停止。LSHのオヤルサバルがCF。

マドリーはBCCのベンゼマ・ロナウドが怪我。CFマジョラルLWGバスケスが先発。

前半9分。マドリー。DFライン近くに下がって来たCHモドリッチが左裏のスペースへ

ロングパス→LSBナチョにボールが渡る→エリア内CHハメスへ・左足シュート⇒GKルジ弾く

ソシエダはレギュラーCBイニゴの怪我で揃わないDFライン。

深くは無いDFライン。そこを突くマドリーの攻め。

両チーム 個 での突破が目立つ。数の多さで対応。

ソシエダは2.5列目からの飛び出しからのカウンターでしか得点の気配が無い。


前半終了。0-0。

ソシエダは攻撃の形が一切無い。うーん。

マドリーはベイル頼みの攻め。リーグ戦前節と似たような展開。


後半13分。マドリー。中盤細かいパス回しからLWGバスケス→左に居たCHハメス→

DFをかわしつつクロス→敵LSBクリア不十分→ゴール前RWGベイルの前にボールが

左足シュート⇒GKルジが足で防ぐ DFクリア

後半21分。マドリー。CFマジョラルOUT ヘセIN 存在が無かった

後半23分。ソシエダ。DHマルケルOUT レジェスIN カードの絡みで

後半28分。マドリー。CHハメスOUT イスコIN

後半29分。マドリー。バイタル手前でCHイスコ→CHモドリッチがドリブルでエリア近く→

エリアやや右寄りに居たCFヘセへパス→クロス性のシュート⇒GKルジ弾く

後半31分。ソシエダ。LSHブルマOUT バウティスタIN 慣れないCFオヤルサバルがLSH

後半35分。マドリー。バイタルの右下でCHイスコとCHモドリッチのパス交換からイスコ→

右サイドに流れてたLWGバスケスがクロス→少し後ろからRWGベイルがヘディングシュート⇒

GOAL! 遅いけど先制!

後半40分。マドリー。CHモドリッチOUT コバチッチIN

後半40分。ソシエダ。LSBユーリOUT エクトルIN 攻撃の交代選手が居ない


試合終了。1-0。マドリーの勝利。

ソシエダはCFが本職じゃないLSHオヤルサバル。メンバー構成から上手くいかなかった。

マドリーはベイルが勝負強さを見せた。CLでも結果が残せるかが今後の鍵になると思ふ。


on and on 20160502

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次