戦評。その53。ユヴェントスvsナポリ

第25節。ユヴェントスvsナポリ。頂上決戦。


勝ち点56のナポリと勝ち点54のユーベ。両チーム共ここ数試合は連勝中。

ユーベの得点者ディバラ。22歳。モラタが開幕からテベス不在で不調だったのが。

ディバラは23試合13得点。「ラ・ホヤ(西語で宝石の意味)」の愛称で有名らしい。

ナポリの得点者イグアイン。24試合24得点。抜群の決定力。英国プレミア移籍の噂も。

両チーム共に守備が良いと言うかクリーンシート(0封)が多い。セリエAらしいと言えば。

セリエAの試合はBS-NHKで本田の試合を早送りで観るくらいでそんなに知らないのが実際の。

その辺りを楽しみに試合を観てみたいと思う。


両チーム前脚に重心を置いた守備。アタッキングサードにボールが入るとすぐアプローチ。

守備時にDFとMFの2ラインが崩れない。有機的な守備。イタリアらしいと言っていいのか。

ユーベのポゼッション・ナポリのカウンター。そんな序盤の展開。

と、思ったけどナポリは中央でタッチ数少な目で結構繋ぐ。

試合の雰囲気から言ってそんなに点が入らんやろうなぁとの予想の元。

ゴールハイライトより無駄にコメントが多いのはご容赦。

前半36分。ナポリ。左CK キッカーはDHジョルジーニョ キック→ファーサイドに居た

CBアルビオルが右足ダイレクトシュート⇒GKブッフォン弾いた


前半終了。0-0。モダンフットボールやけど守り合い。みたいな試合の流れ。

攻撃陣が好調のナポリ。惜しいクロスがイグアインへってのがあったけどシュート枠外1本。


後半1分。ナポリ。CFイグアインのポスト→CHハムシクが左へ浮いたパス→LWGインシーニェ→

ドリブルでDFをかわして角度の無い所をシュート⇒GKブッフォンの対応

両チーム決定機が無いもののFWのDFラインとの駆け引きが激しい。スペースの奪い合い。

ユーベのSTディバラは降りてきてボールに触れる事が多い。

後半7分。ユーベ。CBボヌッチOUT ルガーニIN。前半の味方との体当たりで負傷。

後半13分。ユーベ。CFモラタOUT ザザIN。

後半17分。ユーベ。DHマルキージオから左サイド前方のLSHポグバへロブパス→

DFと1対1 グラウンダークロス→STディバラがシュート⇒惜しくも枠外 はじめてのチュウ

じゃなくて、初めての決定機。

後半32分。ナポリ。LWGインシーニェOUT メルテンスIN

後半41分。ユーベ。STディバラOUT サンドロIN 活躍できなかった。

後半43分。ユーベ。中盤DHケディラが左前方にロングパス→LSHサンドロがヘッドで落とす→

LSBエブラがアタッキングサードに居るCFザザにパス→DFを外す動きで左に流れる→

ボールを持ち刹那左足でシュート⇒GOAL! 先制点!数少ないチャンスを!

後半45分。ナポリ。CHアランOUT ガッビアディーニIN


試合終了。1-0。ユーベの勝利。ウノセロ。イタリアサッカーの哲学に基ずいて言えば

究極的に美しい試合。カテナチオ。サッカーにはそれぞれ国の色があるけれど

究極的にイタリアらしい試合やった。面白かった。

ユーベは守備にミスが無く相手の強力攻撃陣に仕事をさせなかった。首位奪還。

ナポリはよく守ってたけど最後に砦が崩された。月並みな言い方やけど善戦した。


P.S.素晴らしい試合の記事を書ける事の幸せ。それをどう感じるかはあなた次第。んー。

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サッカーは生き物だと以前に書いたのですが。。。局面局面での争い。

チャンスがピンチに。ピンチがチャンスに。コメントもリアルタイムにその都度書いている。

見方によれば単なる球蹴り・かけっこなんですが。スペースの使い方・潰し方。

オンザボール・オフザボールの選手の動き。色々な駆け引きがそこかしこで行われている。

他にもあるけどそう言った「戦術眼」試合を観る眼を通してお伝えできればなぁと。

思ふ次第です。ちなみにレヴューは試合前に書いてる。予想通りになる事もたまにある。

内輪話で申し訳無いんですけど。。。団扇。だんせん?

fan?



微妙にフィーチャリングされてるジャネール・モネイ。好きな女性ヴォーカリストの独り。

また饒舌が過ぎましたね。。。失礼千万。「ミリオンダラー・ホテル」


on and on 20160215

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