戦評。その478。ジローナvsベティス

萬會商品紹介(アマゾン)「いろは坂」はじめました。*を*酒ヲタ垂涎の手羽先の。


ミニ「記事」と楊枝會(pick)はじめました。興味のある方はぜし。

(読者の方々の自由は尊重したいんで随意任意。be_my_guest。)


***前説(SE)***

サッカーを知らない人には易しく。詳しい人には難しく。

それらの相反する狭間を泳いで頂ける様に日々是成長也。


戦評。その478。ジローナvsベティス


気になるテーマが一つ。

小さな戦力で大きな順位」 ♪$$$$ install….

2223シーズンから西リーガエスパニョーラはサラリーキャップを導入し強豪クラブの遣り繰り。 

気概は一流で文章は三流のミヤタビッチです。こんこん!マドリーやバルサは人員整理に追われた。

アトレも含む3強らとの戦力の均衡化が目的で。時期が遅れて前期10位のジローナが3位を快走。

前に試合を観たけれど「攻撃マインド」が半端無く凄くて失点しても常にゴールを狙う潔さたるや。

ジローナは二部から昇格してすぐに好成績だった布石も有るけどミチェル監督のベテランの使い方。

ベティスは常にEL圏内(5位6位)で終える優秀なチームで名将ペレグリーニ監督の堅実な戦術。

その辺りを楽しみに試合を見てみたいと思ふ。


$$$リーグテーブル$$$

西リーガエスパニョーラ。第31節。ジローナは3位で2位と2点差。ベティスは7位。


%%%スタメンプレビュー%%%

ジローナはLSHサビオが出場停止。RSHツィガンコフとCFドフビクのウクライナコネクション。

ベティスはRSHフェキルとOHイスコのダブル司令塔。CBペセーラとGKルイシウバの守備陣。

<ジ>4-2-3-1 <ベ>4-2-3-1


I am pretty ready 4 getting ready.


***ポジション見取り図***(表記理解の参考にして頂ければ) U ready too?


試合開始。


0000 ジローナは元ソシエダのLSHポルトゥが先発で盟友オヤルサバルと二桁得点のシーズンも。

0000 ベティスは元ソシエダのCFジョゼ。ポストプレーやヘディングや左下に降りて来る特徴。

0000 ジローナは下剋上でこのまま4位以内ならたぶん初のチャンピオンズリーグの出場。

0000 ベティコはここ4試合の3連敗の後の勝利で調子が復調気味。2列目次第でしょうね。

0036 現地TV。ジローナは過去8試合で7勝(誤)と圧倒的に強い。攻め方の多様性も前は有った。

0131 試合の入りはジローナのボール保持から右サイド攻撃と受けるベティス。やや前の圧力鍋。

0301 ジローナの守備も前からでは無く中盤にボールが渡るとチャージでマークの強度を上げる。

0325 ベティスのRSHフェキルは過去に鉄板のOHで中寄りやエリア内でイージーに仕事が出来る。

0424 ジローナは中盤のボールの奪い合いに成った時に奪取率の勝率が高い印象を受ける。有利。

0501 ジローナは相手の中庸な前からの守備で敵DFとMFの間延びしたライン間のドリブルが目立つ。

0811 ジローナ(以下略)のRSHツィガンコフはスピードと言うよりは足元の技術で敵DFを抜く試み。

0948 指摘のベティスの1TOPのCFジョゼが右下に降りて来る。タイプ的に言うとベンゼマが似てるか。

1011 GKガッサニガが敵RSBルイバル(RWG)の前からのプレスを後ろ足のヒールパス、お洒落フリーク。

1313 敵ボールを奪いショートカウンターでCFドフビクが中寄りツィガンコフに落とす。コネクション開通。

1542 ベはサイドと言うよりは中央での崩しの狙いが見られる。と言う事はサイド攻撃が効果的か。

1902 と言ってるとベの右クロス。ここまでの試合の流れは決定機も無く大人しい。ノーチャンス。

2101 ベの数字が4-3-2-1のクリスマスツリー型。ROHイスコLOHフェキルの2OHに1CFジョゼ。可変かなぁ。

2353 べのその3人がエリア内でその幅より狭い@バイタル右後ろからアーリークロス。徹底の中の攻め。

2613 現地TV。LSHポルトゥが中寄りでLSBミゲルの攻撃参加が目立つけどすぐ戻る。バック&ゴー。

2851 再三指摘のベの2OHのOHイスコとOHフェキルはお互いの感覚で位置を変えたり色々と動く。

3148 ベティスは良く守ってる。エース格の敵RSHツィガンコフの自由を奪い逆サイドもケアしつつ。


前半33分。ジローナ。右サイドスローインから→RSBコウト→センターサークル付近でDHアレイシガルシア

→攻め上がりインナーラップ(内寄り)の位置取りのLSBミゲルがワンタッチパスで後ろに戻す

→右DHロペスが間を埋めて左サイドにやや開き気味のLSHポルトゥ(指摘の裏)→右に持ち出して

完全に(!)開かずにやや中で右足のアーリークロス→エリア内ニアでCFドブビクがヘッダー

⇒惜しくも枠外!・・・VAR 敵CBリアドがヘディングシュートの直後に右手で触れてコースを変える

ピー! PK! キッカーはCFドブビクが左足でキック⇒GOAL! 先制点! ジ1-0ベ

QQQLITTLE_fish_big_fish_swimming_in_the_water…AAA


3530 CFドブビクは1月以来で約3か月振りのゴール。右が攻めの基本線で箸休めの左から決めた。

3531 シーズン初めは結構な得点を取ってた印象だったんですけどねCFドブビク。現在15得点。

3753 攻めが上手く行ってるので箸休めと書いた左サイドから結構分厚く攻めるジローナ。

4151 前に観たジローナは攻めにもっとエネルギーが有った。この試合はオーソドックスなサイド攻撃。

4342 オランダ代表でベテランのCBブリントが利いてる。前見た時はLSBだったけどパスが丁寧。


アイスブレーカー・・・


アディショナルタイム・・・4分


前半ロスタイム。ベティス。敵後方のボール回しから→敵CBエリックガルシア→敵CBブリント

→降りて来た敵CFドブビクのポストプレー→敵ブリント→やや前の敵エリックガルシアが

前のプレスを感じながら後ろ向きで後ろへパス→(不思議なポジションチェンジ)→最後方のDHロペスが

速い前パスがCFジョゼに引っ掛かる→敵GKガッサニアが左前にでててゴールマウスががら空き

→ジョゼが優しく蹴る⇒GOAL! 同点! イコライザー! ジ1-1ベ


4907 消えてたんですけどねベティスのCFジョゼ(9ゴール)。事故!本人もびっくりドンキーだと。

4921 なぜジローナのCBエリックガルシアとDHロペスが位置替えしてたんでしょうね?謎めく。


前半終了。1-1。タイスコア。イーブン。

ジローナはお手本通りのサイドチェンジからの好機演出で間際のパスの不手際は知りエヴァニウソン。

ベティスはWエースのOHイスコとOHフェキルが可能性を感じさせラッキーな得点はたいホアキン。



後半開始。


ジローナの展望はOHマルティンが圧倒的に消えてたのでCFドフビクとのコンビも含めて改善点。

ベティスの展望は中央の攻めは解ったからサイドバックの適宜な攻撃参加でしょうねと言う到達点。


4500 エース比較(ジローナ)RSHツィガンコフは相手のマークが厳しくて技術でかわすのが散見。

4500 エース比較(ベティス)OHイスコはスルーパスや敵守備の密集からの打開とマジカルミステリー。


後半0分。ベティス。CBリアドOUT ソクラティスIN PK献上の戦犯の交代。ベテラン。


4518 ジローナ失点の謎が解けました。2CBの間にDHロペスが降りた偽3バックで最後方の彼がミスパス。

4642 その失点が有ったので後半のベティスはパスカットを狙う攻撃陣の守備の意図。再び?

4700 指摘のOHマルティンが右で中にRSHツィガンコフ。RSBコウトも攻め上がる。ルールザワールド。

4701 サイドの攻めにルール。SBが上がればSHは中でSBが中ならSHは外。オーソドックス。

4801 現地解説。ジローナのCBエリックガルシアは昨季までバルサで同じカタルーニャのチームに移籍。

4901 だからジローナは移籍補強が当たりでドフビクや今日は欠席のサビオやブリントらが要所で。

5319 後半の入りこそは前からのプレスが両軍。代表ウィーク明けでペース配分も加味かなと。


後半9分。ジローナ。CBエリックガルシアが高目で右サイドにパスから→サイドに張るRSBコウト

→敵に一旦ボールが渡るもコウトagain→斜め前にダイアゴナルな持ち出し→敵を引き付けて

ニアゾーンのやや右サイドよりでフリーのRSHツィガンコフがスルーパスを受ける→ファイナルサードで

ダイレクトでグラウンダー(ゴロ)クロス→ゴール前のCFドフビクが流し・・・敵GKルイシウバの

飛び出しで防ぐ・・・オフサイド 指摘のSBとSHの役割を変えながら攻める好例だった攻め。


5420 このハイライトで密かにLSHポルトゥが右に。ソシエダ時代にオヤルサバルと位置替えが覿面。

5501 指摘のRSHツィガンコフとCFドフビクの好連携。ツィガさんが中にも居るのでOHマルティンが曖昧。

5536 前からの守備論。一試合通しては出来ないので波待ちのサーファーの如く適宜詰めるのがトレンド。

5635 目立つRSHツィガンコフの折り返しでニアゾーンの少し外が居場所で低いクロスも狙える。

5636 久々に用語紹介。ニアゾーンはゴールエリアの幅の近く。ペップバルサのLSBアルバなどの居場所。

5637 続けてペップバルサはグアルディオラ監督でメッシが真ん中で細かく速いドリブルが良き頃に。

6055 現地TV。選手交代について語り始める。CFドブビクが大ベテランのストゥアーニの交代は鉄板。


後半17分。ベティス。LSH(CH?)アヨセOUT アビラIN 冬の移籍選手登場。

後半17分。ベティス。OHフェキルOUT カルバーリョIN 昨季の大怪我が尾を引きやや精彩に欠いた。


6224 ベティスはOHイスコがRSHでカルバーリョがLSH。2TOPにCFジョゼとアビラ。勝負師が。

6333 切ったカードは?とは言えサイドに開くでも無く中寄りのRSH&LSH。有る意味での徹底力で。

6334 だから古いオランダのウイング戦術ならまだしも中に居るのは珍しく無い。SBの上りが必須。


後半20分。ジローナ。GKガッサニアが始発駅から→左サイド低い位置でパス回し→回し回し回し

→(LSHポルトゥがフリーランで敵DFMFライン間から飛び出し)→センターサークル付近で

RSHツィガンコフが中左のスペースに走りこむポルトゥに早いスルーパス→敵CBを引き付けて右に居た

CFドブビクが@バイタルで受けて敵GKルイシウバと1対1→ポイズド(落ち着いて)左足で決める

⇒GOAL! 追加点! ジ2-1ベ そんな攻め攻めで決定機が多く無くても決定力が高い。伊?


6601 セリエAかよ。前見た時は失点覚悟の攻撃マインドだった。この試合は手堅いし理に叶ってる。

6728 ベティスがサイドから攻めない理由がジローナの守備が幅でコンパクトな密集で繋げない。

7010 現地TV。ジローナのCBエリックガルシアとベティスのCBペセーラの評価が高い。なるほど・ザ。

7304 点差で負けてるのでベティスがボール保持の時間帯で枠内シュートは失点後ナカータ。将軍!


後半30分。ベティス。左下でRSH(?)イスコがボールと遊びながら魔法のコントロール(カモンイスコ!)

→CBソクラティスが右サイドにチェンジ→RSBルイバルが早いタイミングでスルーパス→DHフォルナウ

が早いクロス→エリア内で敵DHゴメスがクリア出来ない→すぐ後ろのCFジョゼが少し左前に

持ち出して左足シュートがファーに決まる!⇒GOAL! 同点! ジ2-2ベ


7513 イスコのタメやソクラティスの逆サイドパスやルイバルの早いスルーパスで右サイド攻略。

7821 手堅いとか伊太利亜とかセリエAとか失言を失礼しますた。点を取り点を取られるジローナ色。


後半34分。ベティス。LSBアブネルOUT ミランダIN 対敵RSHツィガンコフ要員。

後半37分。ジローナ。RSHツィガンコフOUT エレーラIN 攻撃のタクトを奮った。

後半37分。ジローナ。DHロペスOUT ストゥアーニIN 彼の日じゃ無かった。点取り屋登場。

後半38分。ベティス。CFアビラOUT ロドリIN 左もも裏筋肉系の負傷交代。

後半39分。ジローナ。LSHポルトゥOUT トーレIN


8528 シンギンインザレインと現地実況で雨が降り続く。ジローナのロペスの2失策2失点は雨の成果。


後半44分。ジローナ。時間帯に敵陣左サイドで保持から→DHトーレ→LSBミゲル→DHエレーラ

→OHマルティン・・・細かく繋ぐのも彼等ジローナの色です・・・上がり目CBエリックガルシア

→CBブリントが左サイドに開くミゲルヘのパスと同時に2人が前にフリーランの飛び出し(らしさ)

→ミゲルがカットインしながらパスを出すタイミングを計る→スルーパス→エリア内の左裏で受ける

トーレが角度の無い処を早く鋭い折り返し⇒敵GKルイシウバが弾く! CK! 決定機!


アディショナルタイム・・・5分


後半ロスタイム。ジローナ。敵オフサイドのセンターサークル付近のFKから→ボール保持を敵陣でCBブリント

→左サイドに開くLSBミゲル→超絶早いタイミングでクロス→ニアでCFドフビクが後ろに足で流す

フリック→敵DFのマークを受けながらCFストゥアーニがダイレクト右足シュート⇒敵GKルイシウバが

弾く!→その前に詰めてた彼がこぼれ球をアクロバティックボレー⇒ゴールマウス右隅にコロコロ

コミック⇒GOAL! 追加点! 1点リード! ジ3-2ベ beauty!!!


9144 後から指摘。後半の終わり近くに決勝点を挙げる事が多いと書こうかなと思った矢先の得点。

9253 「攻撃マインドが高目」の評価を変えざるを。「勝負強さがクレイジー」だと思ふ。いかが?


後半ロスタイム。ジローナ。CFドフビクOUT バレラIN

後半ロスタイム。ジローナ。OHマルティンOUT フアンペIN


試合終了。3-2。ジローナの劇的な1点差勝利!!!

ジローナはらしいと言えばらしい戦い方で得点の推移も普段通り(?)でこのチームの蹴球は楽しい。

ベティスは敵選手のミスでの2得点でも充分で無かったしOHフェキルは元気が無くて好機は苦しい。


長々と文章を読んで頂き有難うございました。蹴球と言う情熱を少しでも感じて貰えればと。


THX=TV。少なからず貴重な情報は貴方達によるものでそれに甘えてるのが自分。ご容赦。


***編集後記***

この試合はサラリーキャップがどうとか戦力が付け焼き刃とか関係無く面白い試合だった。極み。


$$$$ ♪something in your eyes


***pricey policy***

読者の方々に愉しんでもらうのが最優先です。
正直に積み重ねた物が己一人の物では無くて。
気になさらない方はスルーでお願い致します。



on and on 20240408


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