戦評。その151。セビージャvsベティス

戦評。その151。セビージャvsベティス


セビージャダービ-。赤と緑の祭典。ELGRANDERBI。

Red…On Green Dolphin Street…

この試合もタイムリーでは無いミヤタビッチです。

気になる選手が一人。

<セ>DHエンゾンジ

フランス代表クラスのミッドフィールダー。190cmと長身でスケール感が半端無い。柔軟。

適切なポジショニング&機を見ての攻撃参加&広い範囲でのカバーリングなどに優れている。

シーズン前にアーセナルへの移籍も噂されたのですが。残留。当初は試合に出てなかった。

ベテがRWGホアキン36歳レジェンドのドリブラー。02W杯で魅せたプレーは今も忘れない。

老獪かつ技術で相手を翻弄するのか。ベテランになった今でもなお楽しみな選手の一人。

その辺りを楽しみに試合を見てみたいと思ふ。


リーグテーブルを。セビが勝点29で5位。ベティスが勝点21で14位。

両リームは順位ほどそんなに勝点差があいてる訳では無いんです。

セビはベリッソ監督が解任。イタリア人の飛行機ことモンテッラが新しく務める。


前半1分。ベティス。右に流れてたLWGブドゥブス→DHファビアン→左に流れてた

RWGホアキンのパスから→パス&ゴーの攻撃参加CHファビアンが刹那左足一閃

⇒GOAL! 先制! ベティコの喜ぶ顔が! 開始早々に動いた。

正直勉強不足でセビのモンテッラがどんな戦術を得意にする監督か分からないのですが。

ウインターブレイクが少し有ったとは言え戦術の選手への落とし込みは難しいんでは。

0430もう一人注目選手をあげるとすればセビのDHバネガ。アルゼンチン代表。

優れたパス技術で中盤の底でゲームを落ち着かせ組み立てる。技巧派。

0530そのバネガからRWGナバスへ中盤の底からロブパス。サイド攻撃の伏線。

セビの両ウイングのナバス・ノリートなんですが。名前ほど怖くないと言うか。元マンC。

ノリート・・・縦への突破が少なくて中に入っての得点が彼のストロング。

ナバス・・・スピードを生かしたドリブル。単調なグラウンダークロス。

前半13分。セビ。左寄りの位置からFK キッカーはLSBエスクデロ キック

ゴール前でワンバウンド後にCFイェデルがジャンピングダイレクトシュート

⇒GOAL! 同点!

前半16分。ベティス。RSBバラガンOUT フランシスIN 負傷交代。

前半21分。ベティス。右サイド深い位置からのFK キッカーはLWGホアキン キック

後ろから飛び込んで来たCBフェダルがダイビングヘディングシュート⇒GOAL!

2705セビージャDHエンゾンジがセンターサークル付近からゴール前までのロングドリブル。

前半39分。左サイドFK キッカーはバネガ キック→ゴール前には入れずに→LWGノリート

→右サイドへボールはやって来るRWGナバス酷評したふんわりクロス→OHバスケスが

ヘディングでつなぐ→ゴール前上がってたCBケアーが体勢を崩しながらヘディングシュート

⇒GOAL! 同点! なんかセットプレーの得点が多めやねと。

前半45分。セビ。DHエンゾンジ→DHバネガから→LWGノリートがボールを持つ

バイタルに上がってきたバネガと大きなワン・ツー→その前に居たCFイェデルが

シュート⇒GKアダンの対応→敵DFの大きなクリア


前半終了。2-2。タイスコア。

ボール支配率。セ49%ベ51%。シュート本数。セ10(3)本ベ4(2)本。

セビージャは2得点目以外はOHバスケスが消えてる時間が多い印象。

ただサイドから中央からバランス良く攻める意図は感じられた。

ベティスは解説の宮本さんも言ってたのですが右サイドの守りが脆弱で。


後半開始。

4717セビ酷評したRSHナバスの普通のクロス。種類を持つ。

(RWG→RSHにしたのは4-2-3-1だったので。試合開始前の予想とは異なる形。)

4850ベティスLSBドゥルミシのクロス大外フリーのRSHグアルダードが左足ダイレクトシュート

→左ポスト直撃! 決定機。

後半12分。セビ。OHバスケスOUT コレアIN 2TOP?1CF1STか。

後半15分。ベティス。LSHホアキンOUT テージョIN

後半17分。ベティス。CBマンディのLSBドゥルミシへのパスから

→ファビアンガルシアマンディ→CBフェダルが右サイドへロングフィード

→RSHグアルダード→OHブドゥブス→CFセルヒオレオン(今日初)

→ブドゥブスが空き気味の逆サイドへクロス→大外フリーのドゥルミシが

走りながらダイレクトシュート⇒GOAL! 再び引き離す!

右サイドでの細かいパス交換から生まれた逆サイドへの効果的なクロス。秀逸。

後半19分。ベティス。カウンター気味にLSBドゥルミシから→LSHテージョにパス・ドリブル

→(ライン裏へ走り込むCFセルヒオレオン)→スルーパス→GKと1対1でボールに触るだけ

⇒ボールはコロコロとゴール右隅へ GOAL! 加点!

後半22分。セビ。FK キッカーはDHバネガ キック→ゴール左前DHエンゾンジがフリック

→LSHノリートが右足クロス→CBラングレがヘディングシュート⇒GOAL! 1点差。

6820セビFKノリートがキックでニアに居たエンゾンジがヘディングでクロスバー直撃!

後半24分。せビ。LSHノリートOUT ムリエルIN

7652実況の柄沢さん曰く。ここまで両GKのセーブが無いと。打ち合いならではの数字。

後半31分。ベティス。DHファビアンOUT カラマサIN

8246ベティスに負傷者・足のつった選手が目立つ。交代枠はすでに使い切った。

後半40分。セビ。RSBコルシアOUT サラビアIN 攻撃的な交代。

RSHナバスをRSBにして交代のサラビアをRSH。

後半ロスタイム。ベティス。相手FKの跳ね返し敵DFにつめるCFセルヒオレオン

→なんだかんだあってLSHテージョがボールを奪う→カウンター2対2→ドリブル

→エリア内侵入・右足シュート⇒GOAL! ダメ押し点! 喜ぶベティコ!


試合終了。3-5。激しい打ち合いの末。。。

セビージャは新監督になってセットプレーの練習しかしなかったのかと言う得点内容。

ベティスはアウェーを物ともせず勇敢に戦った。怪我人も出たが勝点3以上の価値が。


長々と文章を読んで頂き有難うございました。蹴球と言う情熱を少しでも感じて貰えればと。


p。S・ただの撃ち合いじゃなくて。規律ある混沌でもなくて。表現するのが難しい試合。



on and on 20180115

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