CSSアメリカラウンド。バルセロナvsマンチェスターユナイテッド。オランデーズ。
チームを改造中のマンU。 戦術に合う選手 をとっかえひっかえ補強している印象。
若手で加入したての デパイ のフィット具合。1415シ-ズンのオランダリーグの 得点王。
バイエルンから移籍の シュバイニー が小怪我らしい。観たかったけど。
ルーニーが前シーズンと同じ 1TOP 。中盤に降りてきた時に 誰がそのスペースに。
その辺りを楽しみに試合を観てみたいと思う。
マンUは ビルドアップ (DF等からのパスの組立て)のパスの精度も含めて
守備→攻撃 の切り替えが不味い。まぁバルサの ハイプレス もあったけど要因で。
バルサはコンディションがまだ TOP では無い。ながら前半のパス支配率が 61%。
期待の若手オランダ代表の デパイ。基本ポジションは ウイング。 やけど今日はTOP下。
周りから信頼されてないのか ボールが回ってこない。シュート1本。見せ場それだけ。
TOPの ルーニー は前線で張る形に。いつもみたいに中盤に降りてこない。
左CDF(センターバック)の ブリント。 前シーズンは ボランチ での起用が多かった。
オランダ代表の彼。14W杯では WB(ウイングバック)。 EURO予選のポジションは
試合を観てないから判らない。 ポリバレント (複数のポジションをこなす)な選手。
マンUでは貴重な 左利き のCDF。食らいつく守備。身長が無いので競り合いクロス対応が。
前半8分。マンU。左CKヤング→ゴール前中央のルーニーへ ヘディングシュート GOAL!
後半18分。マンU。予定通り大幅選手交代。ほぼほぼ11人まるまる入れ替え。
後半19分。マンU。左SDFブラケットの攻撃参加ペナルティエリア侵入後 クロス
→中央フリーのリンガードへ シュート GOAL!
後半23分。バルサ。も大幅な選手交代。ラキティッチが入った。
その後 試合終了間際にお互い一点づつ取って 結果が3-1でマンUの勝。
オランダサッカーについて(ここから長いデス。)
マンUのオランダ人監督ファン・ハールとオランダ代表マルチロールなブリント。
彼等を語る上で忘れてはいけないオランダサッカーの極意とは?
ウイングサッカーとポリバレント。オランダは古くからウイングサッカーを好んでやってきた。
サイドラインぎりぎりにポジションするウインガー。ボールを持てば一度ドリブルで仕掛ける。
そのプレイヤーはサイドラインの白線の石灰でスパイクが白く汚れないといけないとされた。
マルチロール。ポリバレント。オランダでは若年層・ユース世代の教えで複数のポジションを
こなすように教育された。ボランチの選手はサイドバックとサイドハーフをそんな感じで。
オランダと言う国は国土は狭いし人口も多くない国。よって「合理性」が尊ばれた。
複数のポジションをこなす合理性こそが国民性をも表しサッカーを表現する手段となった。
あとオランダサッカーで言うと 全員攻撃全員守備 もキーワードの一つ。前線からの守備。
個人的にオランダのサッカーに興味を持ったのが98フランスW杯のオランダ代表のチーム。
ウインガーのオーフェルマルスが好きでコクーのポリバレントなポジションにも惹かれた。
マンUの攻撃は ウイングサッカー ではない。左サイドのアシュリー・ヤングが辛うじて
ウイング として機能してるかどうかと言う現状。昔 バルセロナ で監督をやっていた時
ブラジル人スターの リバウド が中央でプレイしたいのを敢えて左で使った経緯。
そんなサイド攻撃に 拘る頑固さ など露知らずと言った最近の ファン・ハール。
ブラジルW杯ではスペイン相手に 3バックでカウンター と形振り構わずの布陣。
相手に応じて戦術を変えてた オランダ代表監督 時代。メキシコ戦の後半は特に。
ウイングバックで出てた カイトをFWに。 ロッベン・デパイをウイングに。
この試合では選手交代・戦術変更も含めてまんま オランダサッカー って感じやった。
年いって 柔らか頭 になったのかなぁ。んー。マンUではイマイチ 拘り が感じられない。
こだわり こそが個性になり 戦術 に昇華されて行くもんやと俺は強く思うのデス。
長文失礼千万。知っての上。お許しを。
P.S.別にCLで優勝した94-95の アヤックススタイル のサッカーを所望している訳ではない。
ただ フェライニ の使い方など諸々戦術にこだわりを感じない。今の マンUのサッカーに。
まぁ 頭でっかち になり過ぎるのも良く無いねんけども。。。 戦術戦術 って。
メタリックな日々。ナパーム デス。
20150803
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