戦評。その228。インテルvsエンポリ

戦評。その228。インテルvsエンポリ


気になるテーマが一つ。

「ファイナル・チャプター」

何が起きてもタダでは転ばない男。哲学を貫い・でお馴染みのミヤタビッチです。こん!

イタリアのセリエAも第38節=最終節を迎えました。熾烈なCLの順位争い。4位までが。

最近で言うとユベントス1位・ナポリ2位が定番なんですが。その下が混沌としていて。

プロビンチャ(地方倶楽部)のアタランタが監督が良くて3位につけるポジションで。

インテルも一時は3位だったのですが調子が落ち気味なのか4位に順位を落とした印象。

ミランはクラブOBのガットゥーゾ監督がアトレのシメオネばりにメンタリティを注入。

6位のローマもわずかながら4位以上の可能性を残す。CFジェコの決定力は筆舌に。

たぶん他会場の試合経過も中継で紹介されながらだと思うので随時入れて行きたいなと。

その辺りを楽しみに試合を見てみたいと思ふ。


%%%リーグテーブル%%%

1位 ユベントス 90
2位 ナポリ   79
3位 アタランタ 66
4位 インテル  66
~~~~~~~~~~~越えられない壁(CL圏内)
5位 ミラン   65
6位 ローマ   63


$$$スタメンプレビュー$$$

インテルは お騒がせ男 でエースのCFイカルディが先発。その他はas usual。

エンポリは知ってる選手が居ません!地方クラブ風情が。その辺はご容赦。

<イ>4-2-3-1 <エ>3-5-2


I am pretty ready 4 getting ready.


試合開始。

0000 エンポリのCFカプートはここまで今季16得点。TV。

0000 インテルのOHナインゴラン。獰猛で異色のTOP下。興味深い選手。

0028 彼はファーストディフェンダーとしても優秀で。今日もプレース。

0126 インテルのスパレッティ監督の目指すサッカーは???

コレクティブ(集団的)で守備意識も高く攻守の切り替えも早い。理想論。

0424 エンポリの守備(DF5人+MF3人)は中央の守備は固いのでサイドの揺さぶりを。

0510 インテル。OHナインゴランはカウンター時にワンタッチやミドルシュート。色を添える。

0623 基本インの攻めエンの守り。ただ両チームカウンターの精度が高く速い。高速。

0943 イン。敵の後方からのビルドアップをカット。LSHペリシッチのシュート⇒GKの対応。

まぁ切り替えの早さはインテルの長所なんでDHブロゾビッチの奪取からの流れは絶品。

1300 イン。DHベシーノの飛び出しと言うか攻撃参加が目立つ。アクセントに。

まぁもう一人のDHブロゾビッチは基本パサーなんで。お互いの特徴が出て良いんでは。

1342 インテルに可能性が感じられる時間帯。シュートで終わる攻撃が散見される。

1500 *こぼれ話*インテルの情報が多いのはセリエAで唯一好きなチームだから。

だからと言って彼等に肩入れする事無く フラット な視点で試合を見ていきたい。

1839 他会場の経過。その1。5位ミランが先制!このままならインテルが4位。

2424 インテルを好きになった理由編。

①クロアチア代表選手が在籍。(ブロゾビッチ・ペリシッチ)

②スカイAの番組でインテルの試合を流す番組が好きで。今はやってない。

ま、試合とは関係無い話なんで。失礼千万。10million。

2522 他会場の経過。その2。アタランタが失点。このままなら彼等が3位→5位。

2606 イン。攻め続ける左サイド(TV)からDHブロゾビッチがミドルシュート

⇒GKドラゴフスキが弾き出した インの2DHの攻撃の関わり方が素晴らしい。

その流れから右CKでキッカーはブロゾビッチがキック→CBデフライのヘディングシュート

⇒GKドラゴフスキが弾く 決定機が続く。

2839 解説の宮内さん曰く。引いた相手にインテルのミドルシュートは効果的。

2916 インテルの前線のコンビネーションがいまいち。だからミドルシュートが多め。

3020 エンポリ。右からのゴロクロスでCFファリアスのワンタッチでの落としから

角度の少ない所でCFカプートの右足強烈⇒GKハンダノビッチの対応 CK

3430 実際インテルは右RSHポリターノがカットインシュートぐらいしか方策が無くて

勢い左サイドLSBアサモアも絡んでの攻撃が多い理由。理想は両サイド万遍なく。

他会場の経過。その3。アタランタが同点!このままなら 3位ミラン 4位アタランタ 5位インテル。

4002 TV。CL(4位以内)なら少なくても5000万ユーロ。EL(5位6位)なら1500万ユーロ。

動くお金の違いが選手補強や年間予算に大きく響くのが。CL・CLって五月蠅いのが。

4242 イン。なんだかんだ有ってLSBアサモアのロングシュート⇒GKドラゴフスキっ!


前半終了。0-0。ネイルネイル。ノースコア。

ボール支配率。イ62%エ38%。シュート本数。イ11(8)本エ4(2)本。

インテルはミドルシュートと左サイドのクロスは有った物の敵GKの好守に阻まれた。

エンポリは試合の始めはカウンターが鋭かったけど専守防衛で守りぱなしジャーマンだった。


後半開始。

4500 インテルのCFイカルディは90分間消えてても 一刺し の出来るフォワード。

4500 エンポリは守備ブロック(DF5-MF3)が有ってカウンターに人の分厚さが無い。

後半0分。インテル。LSBアサモアOUT バルデIN 3バック? 経過を受けて攻撃的な交代。

RSBダンブロージオがCB(センターバック)でOHが二枚かCFが二枚か。

・・・見た感じはLSHバルデでLSHだったペリシッチが中寄りOHか。ミドル狙いの意図。徹底。

・・・0050 ♪more than a feeling

4802 と思いきや。ペリシッチがLSB。初めて見る。バルデがLSH。んーーー。

相手から攻められる時間が少ないのと左サイドの攻撃者をアサモア→ペリシッチにしたかったのか。

後半6分。インテル。敵スローインを強引にボール奪取から→エンポリの守備ブロックが

間延びでLSHバルデがフリーの位置(DF-MFの間=ライン間)でボールを受ける・小ドリブル

敵DFをかわしながら持ち出して@バイタルで右足強烈なミドルシュート⇒GOAL! 先制!

言葉よりも得点で語る。 (QQQmore than wordsAAA

これでインテルは勝てば他会場の経過に関係なく4位以上(CL圏内)。

5555 インテルのスパレッティの奇策?!だったのが的中。 bull’s eye!!!

後半13分。インテル。敵DFのGKへのバックパスから→短い・近くに居たCFイカルディが

ボール奪取気味に→GKドラゴフスキがエリア内で意を決して深いタックル ピー! PK!

キッカーは(VARジャッジ変わらず)イカルディがキック⇒GKドラゴフスキが止めた!

6159 イン。ペリシッチのLSB起用。まぁ基本ポジション高め。攻められた時の対応が鍵。

6405 他会場の経過。その3。ミラン追いつかれる。アーンド、アタランタが1点リード。

このままだと 3位アタランタ 4位インテル 5位ミラン

6557 ええと、実はエンポリが降格圏に居てまして。この結果のままなら18位で降格。

お互い負けてしまうと失う物が大きいので 意地のぶつかり合い になるんでは。

6913 エンポリ。左サイドややカウンター気味にスルーパスがCFファリアスに

GKハンダノビッチと1対1→対応で事なきを得る 決定機。

後半26分。エンポリ。CHアクアーOUT ウチャンIN

後半26分。エンポリ。CBマイエッタOUT ブリギIN ブリギが前で4バック。

後半26分。インテル。CFイカルディOUT マルティネスIN スリーパー目を覚まさず。

後半29分。インテル。LSBペリシッチOUT ダウベルトIN 本職のSB登場。

これだけテコ入れって事はベンチに他会場の経過は伝えてる感じか。

後半30分。エンポリ。後方のビルドアップから→RSHブリギ→RSBディロレンツォの

攻撃参加(インテル。交代の左サイドに大きなスペース)→裏へ抜け出す

CHヒチャン(敵CBが後手後手の対応でゴール前が手薄)にパス・深い位置でゴロクロス

大外・ファーでフリーでまつCHトラオレがダイレクトで合わすシュート⇒GOAL! 同点!

スパレッティ采配の「明と暗」が出てしまった。遅かれ早かれ左サイドの守備が。

このままだとミランが4位でインテル5位。エンポリは勝点1追加で降格圏脱出。

7842 イン。交代でCFマルティネスは元々中盤の選手で偽9番?真ん中で張ってる。

大エースのイカルディが騒動で欠場中に彼が1TOPてのも結構多かった。大事な場面で。

後半36分。インテル。敵のアバウトなパスをCBシュクリニアルがパスで応酬から

→やや上がり目のDHベシーノがフリーでドリブル(イン4人&エン3人)@バイタルで

ベシーノが右足一閃⇒左ポスト直撃・・・その跳ね返りがエリア内OHナインゴランへ

右足で落ち着いたシュート⇒GOAL! インテル2-1エンポリ 追い越した!

このままで行くと。勝点69で3位アタランタ4位インテル。勝点68で5位ミラン。

8817 ここに来てインのOHナインゴランの前からの守備。無尽蔵な運動量。

8842 エン。RSBディロレンツォのカットインでシュートが出来ずCFカプートへ

スルーパス→カプートがシュートを打たない!で、パスをカットしようとした

敵RSBダンブロージオがあわやオウンゴールのクロスバー直撃で事なきを。決定機。

アディショナル5分。

後半ロスタイム。エンポリ。味方の跳ね返しのボールがCHヒチャンへ→胸トラップ

→CFカプート→CFファリアス→(細かい崩し)→エリア内に突っ込んできた

ヒチャンが左に流れながら無理な態勢から左足でシュート・・・

GKハンダノビッチが体躯を横にして防ぐ! 決定機! 敵DFは見てるだけ。

後半ロスタイム。インテル。敵右CKがキックから→(GKドラゴフスキも攻撃参加)

→インテルのDFが跳ね返す→DHブロゾビッチがドリブル→センターサークル付近で

残っていた敵DFをかわし・無人のゴールへ⇒コロコロコロ GOAL!ダメ押し点!

インテル3-1エンポリ・・・VARでカウンター時にバルデがGKドラゴフスキを倒したので

バルデにファール。イエロー2枚目でレッドカード退場!ゴール取り消し!


試合終了。2-1でインテル勝利。what a match!!!

結果発表。パチパチパチドンドン。インテルは来季のCL出場&エンポリは降格が決定。

インテルは難しい試合の中でドラマを紡いだ。なかなかそう無いインテンシブな試合。

エンポリは来季からセリエB。落ち込む選手も何人かが。後悔してもしきれない試合。


長々と文章を読んで頂き有難うございました。蹴球と言う情熱を少しでも感じて貰えればと。


THX=TV。少なからず貴重な情報は貴方達によるものでそれに甘えてるのが自分。ご容赦。


***編集後記***

一見ドラマチックな試合。ただ失点には策が有り+必然性が有った。お互いに。


↓↓↓アルコロ戦評があるよ。(ネタバレ注意)


ドリブルとタックルの多さ。南米らしさ。TVでも言ってたさ。

アルの攻めをバルサらしくしたいなら。神メッシをライン間に。

ボールが入った所でSB(CH)の追い越し&ドリシューが吉。

てか、コロの守備は特に真ん中(CB・DH)の3人が秀逸で。


on and on 20190617

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