戦評。その195。ヴォルフスブルクvsドルトムント
気になるテーマが一つ。
「自由な絵描き」
サッカーの理想とは?ピッチ上で選手達がイメージを共有しながら各々自由に絵が描けるか。
ドルトムントは今季からファーブル監督になり要らないたぶついた中盤の選手を売却して。
FWを補強しようとするも上手く行かず移籍期限ギリギリでバルサからアルカセルが加入。
タイプ的に1TOPでは無いのでどうするかと思えば0TOP。即ちFWを置かない戦い方で。
ポジションの細かい動き直し・フリーランの質・攻撃陣の流動性・高い献身性。他にも
攻守でさぼる選手が殆ど居ない。よって、リーグ有数の得点力で首位なのが現状でして。
まぁバイエルンがもたついてるのも有るしブレーメンが好調だったりで上位に差が無いのも。
ただ、個人的に言わせて頂くならロイス・香川・ゲッツェの2列目でクロップが監督してた以来か。
当時とはやってる事は違うしFWも居ないのに得点力が素晴らしいなど筆舌に値する内容。
その辺りを楽しみに試合を見てみたいと思ふ。
%%%リーグテーブル%%%
ドルは勝点21で首位で2位バイエルンに2差。ボルフは勝点12の10位。
$$$スタメンプレビュー$$$
ボルフは4-4-2。中盤ダイヤモンド。ボランチが不在らしい。(と、思ったけど4-3-3。)
ドルは4-2-3-1。普段通り。OHロイスが好調な攻撃陣の中心か。
I am pretty ready 4 getting ready.
試合開始。
0000 ドルは前節に出場の無かったCFアルカセルが先発。どう色を添えるか。
(今季2回目の先発。前節CFの(本来OHの)ゲッツェは気管支炎でお休みらしい。)
0000 ボルフは中盤の人材難をどう乗り切るか。長身2TOPは計算出来るか。
(か、か、か、って疑問形ばっかしやね。Let’s see what’s happening.) ♪Movin’ Out
***香川情報***
週中のカップ戦で怪我から復帰で先発してアシストを決めたんだとか。
ティービーからの情報が頼りだぜ!
0131 ドルは両SBが高い位置。CBの二人がやや開き気味。
0629 ドルは18歳のRSHサンチョが好調。4GOAL6ASSIST。イギリス代表にも招集される。
0910 ボルフはLWGブレカロ(予想ではOH)がミドルシュート。20歳のクロアチア人。U21代表。
1021 手放しで褒めたドルの攻撃。今日はサイドからのクロスが目立つ。
1125 ドルはCBから前につけるパス。OHロイスとCFアルカセルの意図が合わなかった。
1657 ドルは単純にボールへの反応が良い・攻守の切り替えも早い。
1815 ここまで60%越のボール支配率のドル。受けて守るボルフ。そんな図式。
2102 $は守備陣深くで相手からボールを奪っても繋ぐ意図が伺える。
2354 解説の良平さん曰く。ボルフは中盤に組み立てが出来る人が足りないんだとか。
前半27分。ドル。自陣でショートパスで繋ぐ所から→DHディレイニーのパスが相手に当たって
再びディレイニーがドリブルで持ち上がる→やや右寄りに居たLSHラーセンが前のスペースを
見つけてドリブル→左に流れてたRSHサンチョが右足ふわりクロスがファーポストへ
跳び込んできたDHディレイニーがヘディングで折り返し・ニアに居るOHロイスがフリーで
ヘディングシュート⇒GOAL! 先制! ボルフは中盤を相手に自由にさせて組み立てられた。
ただ不利な状況で有っても戦う姿勢を見せる時。 ♪0206 We would battle on
3628 ドルは守→攻の時に後ろから上がる選手が多いし早い。全員攻撃全員守備。
3931 実況曰く。ボルフの攻めは左からが中心。LWGブレカロが面白い。良さげ。
4334 ドルはサイドからのクロスの質が高い。的に身長が無いので低いクロス。
前半終了。0-1。ドルトムントが1点リード。
ボール支配率。ボ45%ド55%(意外)。シュート本数。ボ7(1)本ド6(1)本
(これも意外な数字)。
ボルフは時折攻めたけど実を結ばず失点時は中盤の守備がルーズだった。
ドルは落ち着いて攻め落ち着いて守り柔軟性を持った流動性で得点した。
(CFアルカセルに立ち寄るOHロイス。何やら話し込んでいる。)
後半開始。
4846 ドルの支配率が低いのは球離れが早くて持ってる時間帯が短いから?
5221 反してボルフのFWは高さが有るのでクロスは有効打になり得る。
5841 ボルフの守備もボールホールダーへのアプローチは早い。ただ剥がされるとピンチに。
6236 ドルは同サイドに人を多く集めて分厚く攻める意図が。逆サイドや真ん中でフリーが。
後半24分。ボルフ。CHレジュベッカイOUT シュテッヘンIN 2TOPに
LWGブレカロがLSH。RSHシュテッヘン。ゲルハルト・アルノルトが2DH。4-4-2。
後半27分。ボルフ。LSHブレカロに対する敵RSBハキミのファールからFKキッカーはブレカロが
キック→敵OHロイスがクリア→RSHシュテッヘンがダイレクトミドル⇒GKビュルキが体で弾く
→こぼれ球にCFギンチェクが詰める→GKビュルキが競り合いながら辛うじてパンチングクリア
後半33分。ドル。CFアルカセルOUT フィリップIN
後半33分。ドル。RSHサンチョOUT プリシッチIN
後半36分。ボルフ。DHゲルハルトOUT イエボアN
後半36分。ボルフ。LSHブレカロOUT マッリIN
8559 前節は追いつかれて引き分けたドル。二の舞いは避けたいところ。
後半45分。ドル。LSHラーセンOUT トプラクIN 守備固め?(5バックだ)
アディショナルタイム3分・・・it has been a long long time…
試合終了。0-1。ドルトムントの勝利。
ボルフは至るまでの過程も悪く決定機も少なく大きな不可も無く。なんとなく。やるせなく。
ドルはそんなに調子が良かった訳では無い攻撃陣。ただ1点でも充分。そんな試合だった。
長々と文章を読んで頂き有難うございました。蹴球と言う情熱を少しでも感じて貰えればと。
***編集後記***
どんな相手で有っても理想の攻めが出来るチームは少なくて。得点機の流動性くらいだった。
0206 ♪something in your eyes…
on and on 20181105
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