第30節。アトレティコマドリードvsレアルソシエダ
こんばんは。今日はソシエダの生え抜き・キャプテンのCHシャビ・プリエトについてご紹介。
スペインの地元サン・セバスチャン出身。185cm74kg。33歳。01ソシエダB03ソシエダ。
03からトップチームデビューで04からスタメンに若くして定着。05シーズンに9得点。
2部降格時にバレンシアなどオファーが有ったもののソシエダに残留。チーム愛を捧げた。
12シーズンから引退したアランブル(誰か失念。。。)に代わりキャプテンマークを巻く。
プレースタイルはつかみどころが無いと言うか。RSH時代は良いアーリークロスを武器に。
ゴール前に飛び出して得点を決めたり。13シーズンのマドリー戦にハットトリックを。
足元の技術が確かなのでどこのポジションも卒なくこなしてチームに貢献する選手。
その辺りを楽しみに試合を観てみたいと思う。
順位はアトレチコが勝点58の3位。ソシエダはそこから9差の勝点49の5位。
アトレチコはCFガメイロ、ソシエダはDHイジャラメンディが怪我で欠場。
試合開始。
アトレチコはカウンター時にCFトーレス・グリーズマンのコンビが絶妙・絶品。
DHサウールとRSHコケのポジションチェンジとCFグリーズマンが中盤に降りて来る。
試合の流れでそういった変更がされる事もしばしば。
ソシエダは両SBの位置が高めで 裏の裏は表 なのでそこの空いたサイドのスペースを
アトレチコがどう使うか。その辺りもポイントになるのではないかと。
前半13分過ぎ。持つソシエダ・持たすアトレチコ。そんな図式は変わらない。
前半22分。アトレチコ。敵CHグラネロのインターセプトのこぼれから→RSBファンフランが
ダイレクトで浅いDFライン裏へロングフィード→エリア内バウンドするボールの落下地点に
突っ込んで来たCFグリーズマンが切り返して右足シュート⇒GKルジの対応
前半28分。アトレチコ。敵DFのシュートブロック云々かんぬんから→LSBフィリペが
小ドリブル→エリア内のCFグリーズマンとワンツー→エリア内中央のCFトーレスと
ワンツー→DFと競り合いながらフィリペが左足シュート⇒GOAL! 先制!
ワンツーワンツー。。。ワンチャン。(後日談:ワンチャンの曲はまたいずれ)
前半34分。アトレチコ。CBゴディンのロングフィードから→CFグリーズマンの
ダイレクトヒールパスでがら空きのサイド裏へ開く→右サイドに流れてたLSHカラスコが
速く低いクロス→ファーに走り込むCFトーレスが右足シュート⇒左ポストが弾く
→ボールはまだある→トーレスが再びシュート⇒サイドネット アトレチコの時間帯。
実況曰くソシエダはここ何試合か失点続きで今日の試合も例に漏れず。
前半39分。ソシエダ。RSBオドリオソラOUT エルストンドIN 負傷交代。
前半ロスタイム。アトレチコ。LSBフィリペから→左アタッキングサードでボールを受ける
CFグリーズマン(2対1で数的優位)→ゴール前LSHカラスコに優しいパス・右足でシュート
⇒GKルジが足で防ぐ→フィリペがシュート⇒GKルジ再び防ぐ→敵DFクリア
前半終了。1-0。アトレチコがリード。
ボール支配率。ア39%ソ61%。シュート本数ア11(5)本ソ6(1)本。
アトレチコは相手のサイド攻撃を見切ってLSBフィリペが効果的に攻め上がった。
ソシエダは両SBからのサイド攻撃の意図は分かった。精度とバライアティが求められる。
後半開始。
後半0分。ソシエダ。注目のCHシャビ・プリエトOUT オヤルサバルIN カナーレスをCH?
アトレチコは敵両SBの上がった所を左がLSBフィリペ右が本来LSHのカラスコで攻めている。
ソシエダはサイド攻撃以外RSHベラの中に入って来るドリブル・個でしか期待出来ない。
走行距離のデータで面白いのがアDHサウールが6.5km。LSBのカバーから中盤のプレスから。
後半9分。アトレチコ。自陣深い位置でのFKから→キック→たまたま左サイドに居たDHガビ
がヘディングで中央に落とす→LSHカラスコ(?)がダイレクトヒールパスで敵DF裏へ
→エリア内CFグリーズマンが持ち出して左足シュート⇒GKルジ飛び出して防ぐ
ピー! オフサイドの判定。
ソシエダは正直危ないと分かっていても変えない浅いDFラインの設定。デフォルト。んー。
貫こうとする 美学 が汚らしい。
散々「LSH」と書いたアトレチコのカラスコなんですが。RSHの間違いでした。失礼をば。
後半22分頃。ソシエダは後半だけでイエローカードが4枚。荒れてきた。
後半27分。アトレチコ。CFグリーズマンOUT コレアIN
後半30分。ソシエダ。CHグラネロOUT ファンミIN 攻撃の枚数を増やした。
RSHの間違いと書いたカラスコ今度は左サイド。RSHコケが居ない方が彼のポジション。
ソシエダはサイドチェンジのパスをやや多めにして真ん中のディフェンスを広げる狙い。
ただ百戦練磨のアトレチコはSBがきちんと対応。
後半37分。アトレチコ。CFトーレスOUT ヒメネスIN
後半44分。アトレチコ。右CK キッカーは誰か分かりませんでした(画面では猛ってる
シメオネ監督固定) キック→ショートコーナー→相手DFをかわしてグラウンダークロス
→二アでヒメネスが合わすシュート→GKルジが弾いた 決定機。
試合終了。1-0でアトレチコの完勝。
正直もっと点差がついても可笑しく無い試合。敵地はソシエダにとって鬼門だった。
アトレチコは相手のサッカーを分かった上で攻めを構築した。フィリペカラスコがMOM。
ソシエダはまともにクロスが通ったのが1回だけ。それじゃあ話にならない。んー。
p。S・興味深かったのはカラスコとコケのポジショニング。同サイドに寄ったり変わったり。
長々と文章を読んで頂き有難うございました。蹴球と言う情熱を少しでも感じて貰えればと。
逆サイド。。。
on and on 20170410
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